産地偽装ウナギ販売の「うな源」 4500万円脱税で大阪国税局が告発

産地偽装ウナギ販売の「うな源」 4500万円脱税で大阪国税局が告発

現金売上の一部を除外して法人税など計約4500万円を脱税したとして、大阪国税局が法人税法違反などの罪で、生鮮食品加工会社「うな源」(奈良県大和高田市、破産)の森本猛央(たけひさ)元社長(47)と、法人としての同社を奈良地検に告発したことが25日、関係者への取材で分かった。

重加算税を含む追徴税額は約6200万円。既に修正申告したが、大半が未納付という。

関係者によると、森本元社長はレジの現金を集計する際に一部を抜き取る手口などで、令和2年9月までの3年間に計約1億8千万円の所得を隠し、法人税など計約4500万円を脱税した疑いが持たれている。

うな源を巡っては昨年1月、中国産ウナギを国産と偽って2年4~11月の間にかば焼きなど計約15万個を販売したと近畿農政局に指摘された。産地偽装に伴う利益の増加を圧縮するため売上を一部除外した可能性がある。隠した資金は主に高級クラブでの飲食費などに充てられていたという。

同社は産地偽装問題発覚後に休業したが、再開のめどが立たず破産した。

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