脱炭素のカギ、「熱交換器」の日阪製作所が秘める"可能性"

脱炭素のカギ、「熱交換器」の日阪製作所が秘める"可能性"

NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」の舞台となった東大阪市。町工場が密集するモノ作りの集積地である。ドラマでは主人公が「空飛ぶクルマ」の開発・生産に参加するが、実際に東大阪市の町工場も独自の人工衛星「まいど1号」を生み出した。腕に自慢の「モノ作りの匠」たちが日々、切磋琢磨している。

その東大阪市の一角に、東証プライム市場に上場する産業機械メーカー、日阪製作所(6247)の鴻池事業所がある。生産開始は1960年代。2008年には淀川工場を統合し、以来、当社は全製品をここ東大阪で集中生産する体制を取る。東大阪のDNAを受け継ぎ、発展させる「モノ作りの匠」の代表選手である。

専門は「流体の熱と圧力の制御技術」。知名度はいま一つながら、「匠」の技の冴えを示すのは、いくつもの「日本初」と圧倒的な市場占拠率だ。プレート式熱交換器やボールバルブを日本で初めて開発し、1967年には世界初の液流染色機「サーキュラー」の開発に成功した。

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