富山・5歳男児 プールで溺れ死亡…なぜ誰も気づかなかった? 専門家“2つ理由”指摘

富山・5歳男児 プールで溺れ死亡…なぜ誰も気づかなかった? 専門家“2つ理由”指摘

事故は、4人のコーチが見守る「水泳教室」で起きました。

 亡くなったのは、笠谷拓杜くん(5)。プールの外からは、保護者も様子を見ていましたが、誰も気付いていませんでした。

 プールの深さは1.2メートルあります。当時は赤い台を沈めて、60センチにしていました。

 さらに、拓杜くんは、背中に浮き具を着けて教室に参加していました。しかし、浮き具が外れ、溺れて沈んだとみられています。

 オーパス・形田博之社長:「こちらの落ち度だということしかありません」

■“早さ”“静かさ”専門家が指摘

 それにしても、なぜ誰も気付くことができなかったのでしょうか。

 専門家は、2つの理由を指摘します。一つは、“溺れる早さ”です。

 水難学会・斎藤秀俊会長:「溺れるのは一瞬なんですね。30秒とか1分とか暴れたり、声を出したりは全くない」

 もう一つは、“静かに溺れる”ことです。

 別のプールで撮影された映像。画面中央で1人の子どもが溺れているように見えますが、周りが気にする様子はありません。

 この直後、気付いた職員がプールに飛び込んで助けました。

 水の事故に詳しい 坂本昌彦医師:「実際には溺れる時は手を上げる、手を振る余裕もない。呼吸で精一杯なので、助けを呼ぶ、助けてということもなく、静かに沈んでいくことが多い」

 専門家は、子どもが水に入る時には、片時も目を離してはいけないと呼び掛けています。

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【全文掲載】5歳男児が水泳教室のプールで死亡したスイミングクラブ代表がお詫びコメント発表 富山・高岡市

今月22日、富山県高岡市で水泳教室の最中に5歳男児が死亡した事故で、水泳教室を開いていたスイミングスクールの代表、形田 博之氏がお詫びのコメントを発表しました。全文を掲載します。

この度、新聞やメディア等で報道されております通り、4月22日(土)16:00~17:00のクラスでのお遊びの時間帯において、大切なお子様に対しプールでの死亡事故を起こしてしまいました。絶対にあってはならない事故を起こしてしまい、そのお子様の将来を奪ってしまった事実、大切に育てられたお父様お母様のお気持ちは察するにし難いことです。ご家族の皆様に対し本当に取り返しのつかないことを起こしてしまったことは悔いても、悔いても、悔やみきれません。原因は、指導責任者である私の教育不足、そして監視にあたっていたスタッフの「溺れないだろう」という気の緩みに他なりません。

今後のお遊びの時間帯の対策について話し合い、水慣れクラスや足の届かない生徒は決められたプールフロア内でお遊びを行うこと、ジャグジーに行く際は全員で行くこと、監視体制をより強化することを徹底いたします。クラブが継続する限り、スタッフ全員の緊張感を保つ上でも、今回の新聞記事を常に目に触れる机上に置くことを全員で話し合いました。今回の死亡事故の一番の問題は監視員の危機感の緩みであります。「溺れないだろう」という考えがあったことが、このような取り返しのつかない事故が起こったこと他なりません。

今回の事故で皆様の信用を大きく落としてしまい大変申し訳ございません。通わせることをためらう方もきっとおられることと思います。私どもとしましては今後の指導で信用を回復するしか無いと覚悟を決めている次第でございます。

この度は、皆様にご心配ならびにご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

オーパススイミングクラブ

代表 形田 博之

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