陸自ヘリ不明、緊迫の防衛省 元陸自幕僚長「前代未聞のこと」

陸自ヘリ不明、緊迫の防衛省 元陸自幕僚長「前代未聞のこと」

 陸上自衛隊のヘリコプターが6日夕、沖縄・宮古島周辺で消息を絶った。機体には師団長を含む10人が乗っていた。関係者は情報収集に追われ、隊員らの安否を案じた。

【写真と図】消息を絶った陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターとスペック詳細

 「1秒でも早く隊員全員を救助するため、引き続き捜索活動をする」

 同日午後9時ごろから東京・市谷の防衛省で会見した森下泰臣・陸上幕僚長は硬い表情でこう述べた。

 坂本雄一・第8師団長(陸将)が搭乗していたことを明かし、「自分の部隊を訓練するためにも指揮官が搭乗して、航空偵察するというのはある」とした。

 岸田文雄首相は同日午後7時前、官邸で記者団から状況を問われ「防衛省で確認中です。人命救助最優先で取り組んでいく。今把握しているのは以上です」と答えた。防衛省の一室にはホワイトボードが設置され、新しい情報が入るたびに状況が書き加えられるなど、慌ただしい雰囲気に包まれた。

 消息を絶った機体は宮古島周辺を飛行後、航空自衛隊宮古島分屯基地に戻る予定だった。しかし、宮古島市の伊良部島の北約5キロのあたりでレーダーから消えた。

 伊良部島に住む漁協の70代男性は「昨日まで天気が悪く、漁に出ていなかったが、今日は何隻か船が出るぐらい天気が回復していた。みなさんの命が心配」と話す。

 元陸上幕僚長で東洋学園大学の冨澤暉(ひかる)名誉教授は「10人という人数はもちろん、師団長の乗った機体の消息が分からないというのは前代未聞のことだ。隊員らの安否が本当に心配だ」と肩を落とした。

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防衛省、陸自事故への中国関与「あり得ない」

防衛省は12日、陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄・宮古島で消息を絶った事故に関し、中国人民解放軍が関与した可能性について「あり得ない」との見解を示した。自民党国防部会などの合同会合で明らかにした。

国場幸之助部会長によると、防衛省側は「(中国軍の)動向を24時間把握している。事故は日本の領土・領空で起きており、関連性は確認されていない」と明確に述べた。

中国軍は事故発生と同じ6日、海軍空母「山東」が太平洋上で初めて確認されるなど活動を活発化させており、インターネット上では中国軍が何らかの形で事故に関与した可能性を指摘する投稿などが相次いだ。

これに対し、会合に出席した議員からは「外交問題へ発展したり、自衛隊の権威を損なったりするので明確に打ち消すべきだ」などとする意見が複数出た。

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岸田首相「痛恨の極み」 陸自ヘリ隊員2人死亡確認

岸田文雄首相は17日、沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、海底で見つかった隊員とみられる5人のうち男性2人の死亡が確認されたことについて「懸命な救助活動を行ってきたものの、こうした報に接したことは痛恨の極みだ。10名の隊員が一日も早くご家族のもとに帰ることができるよう全力を尽くす」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 事故原因の究明については「引き続き努力をしなければならない。全力で原因解明に向けて努めていきたい」と語った。

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