iOS / iPadOS 16.4配信開始。新しい絵文字21種、通話時の聞き取りやすさ改善など新機能多数

iOS / iPadOS 16.4配信開始。新しい絵文字21種、通話時の聞き取りやすさ改善など新機能多数

アップルが、iOS 16.4およびiPad OS 16.4の正式な配信を開始しました。自動アップデートをオンにしていない場合は、設定アプリのソフトウェアアップデートからダウンロードしインストールできます。

このバージョンには、新しくなったショートカット機能およびフォーカスフィルター機能、UIの調整、そしてiMessageにはMastodonへのリッチリンクのサポートが追加されました。いくつかの新しい絵文字も利用可能になっています。

まず絵文字の追加に関しては、動物、ハンドジェスチャー、新しい色のハートマーク、そして笛、マラカスなどを含む全21種類が新規に使えるようになりました。

通話中に環境音を遮断して自分の声を相手に伝えやすくするボイスアイソレーション機能、写真アプリ内とiCloud共有写真ライブラリ内に保存されている画像や動画を比較照合して、重複を列挙する「重複項目アルバム」機能、動画コンテンツの再生中にフラッシュライトやストロボのような強い光を検出すると、画面の明るさを暗くして眩しくならないようにする機能などが追加されています。

ほかには、子どものデバイスでアプリをインストールする時などに、保護者のデバイスに承認を求める通知が届かない場合がある問題が修正され、また子ども向けのコミュニケーションの安全性に関する設定に関し、ヌードなどを含む写真の送受信した場合に警告する機能を保護者が設定可能になっています。

iPadOS 16.4のほうも、ほとんどのアップデート項目はiOS 16.4と同じですが、11インチiPad Pro(第4世代)と12.9インチiPad Pro(第6世代)におけるメモアプリなどでのApple Pencilのポイント機能に関する新機能が追加されています。

以下はリリースノートの抜粋

iOS 6.4

・絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21個の新しい絵文字を使用可能

・ホーム画面に追加したWeb Appの通知

・セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能

・“写真”の“重複項目”アルバムで、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオの検出にも対応

・VoiceOverが天気Appの地図に対応

・光の点滅やストロボ効果がビデオで検知された場合に、表示を自動的に暗くするアクセシビリティ設定を追加

・お子様用の“コミュニケーションの安全性”で、お子様がヌードを含む写真を送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能

・お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正

・Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応

・iPhone 14とiPhone 14 Proモデルでの衝突事故検出の最適化

iPad OS 16.4

・絵文字キーボードで、動物、手のジェスチャー、物などの21の新しい絵文字を使用可能

・11インチiPad Pro(第4世代)および12.9インチiPad Pro(第6世代)の“メモ”または対応しているAppで、書く前にあらゆる角度での筆跡をプレビューできるように、Apple Pencilのポイント機能に傾斜角と方位角の対応を追加

・ホーム画面に追加したWeb Appの通知

・“写真”の“重複項目”アルバムで、iCloud共有写真ライブラリ内の重複する写真やビデオの検出にも対応

・VoiceOverが天気Appの地図に対応

・光の点滅やストロボ効果がビデオで検知された場合に、表示を自動的に暗くするアクセシビリティ設定を追加

・お子様用の“コミュニケーションの安全性”で、お子様がヌードを含む写真を送受信したときに警告する機能を親/保護者が設定可能

・メモAppで描画中や手書き中に発生する可能性があるApple Pencilの反応に関する問題を修正

・お子様からの承認と購入のリクエストが親/保護者のデバイスに表示されないことがある問題を修正

・Matterと互換性のあるサーモスタットをApple Homeとペアリングしたときに、サーモスタットが反応しなくなる可能性がある問題に対応

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