日本のATMが激減。跡地が意外な形で活用されていた
いつもあった場所からATMが消えた…。そうしたケースが相次いでいます。さまざまな場所にあったATM。なぜ減っているのでしょうか。
■ATMが減っている
全国銀行協会の統計によれば、2020年の都市銀行・地方銀行などのATMの設置状況の合計は9万7000台あまり。2001年は11万7000台余りだったことを考えると、かなり減ってきているのがわかるでしょう。
特にこの5年ほどでATMは大きく台数を減らしています。また、大手銀行・地方銀行ともにさらに設置台数を減らす検討をしているようです。
■ATMはなぜ消えた?
至る所にあり、お金を引き出すのにはとっても便利だったATM。なぜ減ってきているのでしょうか。
一つはキャッシュレス決済やネットバンキングの普及です。キャッシュレス決済により、ATMから現金を引き出す機会が減っている方も多いでしょう。利用頻度も影響しているようです。
もう一つの理由は設置コストです。ATM1台の価格は300万ほど。また管理費や維持費もかかります。キャッシュレス決済やネットバンキングの普及により、ATMを利用する機会が減っていけば、コストをかけて多くの場所に設置する必要がなくなってくるのです。
こうした中、コンビニのATMは増えているという現実もあります。セブン銀行はここ数年で大きく台数を伸ばしました。コンビニの利便性はもとより、共同ATMであること、ネットバンキングと提携したATMであることが大きな理由のようです。
■ATM跡地の意外な利用法
減りつつある銀行ATMですが、その跡地は意外なものに利用されているようです。駅などにも多くあったATMスペースはテイクアウトのお店やパン屋さんなど、こじんまりした規模で営業できる業種に入れ替わりつつあります。小規模な場所をと考えている業種にはちょうどよい物件かもしれません。
