コロナワクチン無料接種、来年3月末まで延長検討…年1回を基本に
新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は無料で接種を受けられる期間を2024年3月末まで1年間延長する方向で検討に入った。23年度は全世代を対象に、秋から冬にかけて年1回接種することを基本に、重症化リスクの高い高齢者らは春から夏に先行して接種を始めることで調整している。
新型コロナワクチンは現在、無料で受けられる「臨時接種」になっているが、今年3月末に期限を迎える。政府は4月以降も当面、無料接種を続ける方針を示しており、厚労省は23年度以降の接種方針について検討を進めてきた。無料接種の期間は、接種業務を担う自治体側から年度単位での延長を求める要望が出ていた。
海外での研究では、ワクチン接種による死亡予防効果は10か月程度持続するとされる一方、1年以上の効果を示すデータが世界的に少ない。このため年1回の接種を基本とする方針だ。
厚労省は22日の専門家分科会で提案し、専門家の議論を踏まえて最終決定する。
