米、ウクライナに戦車供与 武器支援、新段階に バイデン氏、欧州4首脳と電話会談
米政府は25日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに主力戦車「エイブラムス」31台を供与すると発表した。
ドイツも主力戦車「レオパルト2」の提供を決めたばかりで、欧米諸国によるウクライナへの武器支援は新たな段階に入った。
バイデン米大統領は同日、ショルツ独首相、スナク英首相、フランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相と電話会談し、ウクライナ支援の継続で一致した。ロシアの侵攻開始から11カ月が過ぎ、新たな大規模攻撃が予想される中、戦車の供与は戦局に大きな影響を与えそうだ。
バイデン氏はエイブラムスの供与決定に合わせ、ホワイトハウスで演説し「われわれはロシアの侵略を撃退するウクライナを支援し続ける」と強調した。ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターで「勝利に向けた重要な一歩だ」と歓迎した。
米政府高官によると、欧米諸国が近くウクライナに引き渡す戦車と「軽戦車」と呼ばれる戦闘車などは、計数百台に上る。エイブラムスの引き渡しには数カ月かかる予定で、米政府は操縦訓練や整備なども支援する。
