ロシア軍が弾道ミサイル70発、キーウなど3州のエネルギー施設が被弾

ロシア軍が弾道ミサイル70発、キーウなど3州のエネルギー施設が被弾

 ウクライナ軍参謀本部は5日、ロシア軍がウクライナ全土のインフラ(社会基盤)を狙った大規模のミサイル攻撃を行ったと発表した。70発以上の弾道ミサイルが発射され、うち60発超を迎撃したが、キーウ、中部ビンニツァ、南部オデーサの3州にあるエネルギー関連施設が被弾した。

 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5日夜のビデオ演説で、露軍の攻撃で4人が死亡したと明らかにした。エネルギー関連施設への被害も深刻で、キーウ州知事によると、州内の40%の世帯で停電が発生。オデーサ市では、電力だけでなく水道や暖房の供給も滞っており、市当局が復旧作業を急いでいるという。

 ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは5日、攻撃によって一部の発電所がフル稼働できなくなっているとして、全土で需給調整のための計画停電を実施すると発表した。

 隣国モルドバの内務省は5日、同国北部のウクライナとの国境付近でロケット弾が落ちているのを発見したと発表した。死傷者は確認されていないという。

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