蔣介石氏のひ孫が台北市長選で当選確実 将来の国民党総統候補

蔣介石氏のひ孫が台北市長選で当選確実 将来の国民党総統候補

 台湾の統一地方選が26日に投開票された。台湾メディアによると、中心都市・台北市の市長選では、最大野党・国民党の候補で蔣介石元総統のひ孫、蔣万安氏(43)が当選確実となった。蔣氏は国民党の若手ホープ。将来の有力な総統候補の一人と目されている。

 台北市長のポストは総統選に向けた登竜門の一つ。陳水扁氏(民進党)、馬英九氏(国民党)ら歴代総統も務めた。

 蔣氏は、祖父が蔣経国元総統。父親の蔣孝厳氏は外交部長(外相)を務めた。ペンシルベニア大で法学博士号を取得後、米国で弁護士を務めた。台湾に戻った後、立法委員(国会議員)選に連続当選した。

 蔣氏は市長選で、与党・民進党候補で新型コロナウイルス対策の責任者を務めた陳時中・前衛生福利部長(衛生相)らを破った。

 蔣氏は、投票前日の25日夜に開いた大規模集会で「民主主義を守る」と訴えている民進党を念頭に「台湾の民主主義は皆で地道に勝ち取ってきたものだ。一つの政党の専売特許ではない」と強調していた。

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