「逃げようがない」恐怖 目の前に100キロ超“逆走車”…ドラレコに危険な運転の一部始終
日が沈み、暗くなり始めた高速道路を走る車。危険な運転の一部始終をドライブレコーダーが記録していた。
「逃げようがない」100キロ超での逆走
11月10日夕方5時半ごろ、現場は栃木・宇都宮市を通る片側2車線の日光宇都宮道路。
車が道なりに走っていた、次の瞬間…
突然目の前に現れた逆走車。
ぶつかる直前のところで車線変更したため、ギリギリのところで衝突を免れた。
後を捉えた映像を見ると、2車線をそれぞれ車が走っている。
カメラを搭載した車が車線変更をした直後、逆走車が左側を通過。その先の車線を走っていた車も慌ててハンドルを切り、逆走車をかわした。
一歩間違えれば大事故につながる危険な逆走。
運転手の男性は、直前まで逆走車に気付かなかったと話す。
運転手の男性:
対向車のライトもこう流れてたので、その中の一つかなと。すれ違う直前になったら、あっこっちの車線だと。おそらく(逆走車は)100キロ超ですれ違い。本当偶然ぶつからなかったというだけのことでした
時速100キロを超えていたのではないかという逆走車。
また、照明のない区間だったこともあり、直前までライトをつけて走る対向車線の車だと思っていたという。
運転手の男性:
バックミラー見た限りでは、事故にはならなかったみたいなので、それだけはよかったのかなとは思いました。高速道路は、逃げようがないなと思いました
逆走車との重大事故を避けるためには、十分な前方確認と素早い対処が求められる。