銀行員は知っている!「老後破産」する夫婦の特徴

銀行員は知っている!「老後破産」する夫婦の特徴

銀行員は業務を行う中で、さまざまな夫婦を見ている。中には老後破産に陥ってしまった夫婦もいるが、破産してしまう夫婦には特徴があるという。どんな夫婦が老後破産の危険性があるのか。また、老後、お金に困らない夫婦もいるが、彼らはなぜ安定した老後を過ごせるのだろうか?

■老後破産してしまう夫婦の特徴

老後破産のリスクが高い夫婦はどんな夫婦なのか?老後破産してしまう夫婦の特徴的なケースを見てみよう。

●生活レベルを下げないと支出過多で老後破産に陥りやすい

生活レベルを下げないと毎月支出過多になる。その結果急激に貯蓄が減って早々に老後資金が枯渇し、老後破産の危険に陥る。

その対策として、毎月必ず発生する費用の削減から始めると生活レベルを下げやすいだろう。例えば、以下のようなことを検討してみたい。

・格安スマホへの乗り換えで携帯料金を下げる

・保険の内容を見直して月々の保険料を下げる

・子どもの自立後は狭い物件に引っ越して家賃を下げる

・電力やガスの契約プランの見直しを行う

●子どもや孫にお金をかけすぎると老後の生活が苦しくなる

老後資金数千万円程度の一般の夫婦が、年間数十万~数百万円単位で子どもや孫に学費などの援助を行えばたちまち資金は枯渇する。

その結果、生活が苦しくなって老後破産に至る可能性が高くなる。子どもや孫にお金をかけるのはほどほどにすべきでだろう。

ただ、成人の子どもが引きこもりや病気などで働けなくなり、親が子どもを養うことになった結果、老後破産に陥る場合もある。

その典型例がいわゆる「8050問題」だ。

その場合は夫婦でその問題を抱えると親子で老後破産する恐れがある。

その対処法としてまず、生活困窮者の相談窓口、家族会、NPO、地域包括支援センターなどに相談しよう。その上で適切な支援やアドバイスを受けるなどの対策を早急にとる必要がある。

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■「老後もお金に困らない夫婦」の特徴

退職時に同じくらいの資産があっても、老後お金に困る人と困らない人がいるという。老後もお金に困らない人の行動の共通点を学び、老後のためにするべきことを確かめておきたい。

●予定を決めてお金を使う

老後もお金に困らない人は、今後の生活で必要なお金を計算して、どのようにお金を使うかを決めている。

自分があと何年生きるかというのはあまり考えたくないかもしれないが、何年分のお金が必要かを計算して計画的に使わないと、将来お金に困ることもある。

平均寿命(男性81歳、女性87歳)や、自分の両親や祖父母が何歳まで生きたかなどを考えて、あと何年自分が生きるかという予定を立てるといいだろう。

リフォームや車の買い替えなど大きな出費がどれくらいあるのか、生活費は年間でどれくらいまで使っていいのかなど、できるだけ具体的に考えるのが大切だ。

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●健康に気をつかっている

退職後もお金に困らない人は、健康に気を使って、病気をしないよう心がけている。

病気になると病院代や手術の費用、さらには介護も必要になって大きな出費になることがある。

また病気になると、老後にせっかくできた時間を楽しめなくなる。

老後も安心して楽しく暮らせるように、今からしっかりと計画を立てたい。

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