織田裕二さん「地球に生まれて良かった」最後のメインキャスター終え“世陸を愛する全ての方へ”メッセージ

織田裕二さん「地球に生まれて良かった」最後のメインキャスター終え“世陸を愛する全ての方へ”メッセージ

世界陸上のオレゴン大会が25日(日本時間)、10日間の熱戦を終え閉幕した。日本は競歩で3個、女子やり投で1個、過去最多に並ぶ計4個のメダルを獲得した。

13大会を見届け、今大会が最後のメインキャスターとなった織田裕二さんが、“世陸を愛する全ての方”へメッセージを寄せた。

 25年前、

この番組をやらないかと言われました。

野球やテニスの経験しかない僕に

陸上の魅力なんて伝えられるんでしょうか?

『いえ、知らないから良いんです。そんな人に知って欲しいんです!』

はぁ、、、

『世界の超人達による、真の世界一決定戦を観たくないですか?』

ん? 

オリンピックがあるじゃないですか?

4年に一度は長すぎて、選手の一番輝いている時を見られない事がある。

ましてや、ボイコットしてしまえば8年です。

国や政治に左右される事もなく、真の世界一を観たい!

その思いで、この世界選手権は生まれたんだそうです。

世の中には、様々な魅力あるスポーツがありますが、

かけっこをしない国や地域はありません。

世界陸上には、200を超える国や地域から2000人を超える、

とんでもない超人達が集まります。

その超人達に挑む日本代表。

甘くないです。

でも、不可能じゃない。

諦めず、先人達からの『反省』というバトンを繋ぎ、

新たな挑戦をやめなければ必ず花開く。

僕はそれを実感しました。

スポーツが持つ興奮、

そして、厳しさ。

それを支える人達。

心が揺さぶられる人間ドラマが、ここにはあります。

25年前、

世界陸上に出会えた事に感謝します。

沢山、元気をもらいました!

この大会もです!

大好きです!

世界陸上。

僕達は今回で終わりますが、

世界陸上は、まだまだ続きます。

来年は、ブタペスト、そして3年後は、、、東京です。

無観客だった東京オリンピック。

3年後、

コロナも戦争もなく、

満員の観客が自由に応援する国立競技場。

そして、

そこに立つ世界の超人達。

ぜひ、その眼で世界の超人を見てください!

『地球に生まれて良かった~』

長い間、ご視聴いただきありがとうございました。

世界陸上メインキャスター

織田裕二

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏