iPhone Xは直感的じゃない?Apple共同創業者がバッサリ…
進化し続けるスマートフォン、端末の処理能力や保存容量は元より、ロック解除方法や人工知能など様々な機能が追加されてきました。
中でもiPhoneは、「説明書がなくてもすぐ使える」という触れ込みで日本で人気を博してきたのですが、iPhone大好きで知られるAppleの共同創業者は最近のiPhoneに不満を持っているようなんです。
操作の複雑化
世界的にもiPhone愛好家として有名で、故スティーブ・ジョブズ氏とAppleを立ち上げた事で有名なスティーブ・ウォズニアック氏をご存知ですか?
その高い技術力から「ウォズの魔法使い」とも呼ばれ、MacやiPhoneの愛好家としても世界的に有名な人物なんですが、どうも最近のiPhoneには難色を示しているようなんです。
先日スウェーデンのストックホルムで開催されたビジネスフォーラムで、彼はiPhone Xの事を痛烈に批判しました。
iPhone Xはホームボタンを削除した影響で、今まで電源ボタンとしてのみ機能していたボタンに、2回クリックと3回クリックでそれぞれ別の機能を持たせた事などについて、「直感的ではない(意訳)」と説明。
確かにiPhone Xに限って言えば、歴代のiPhoneシリーズとは大きく操作方法が異なる部分が多く、説明がないと操作できない(あるいは同じ操作で別の挙動になってしまう)部分が多いのも事実。
彼は「私は簡単でわかりやすく、直感的である事が好きです」とした上で、今までのiPhoneにあった「シンプルさ」が失われてきている事を嘆いているようです。
確かにどんどんスマートフォンは複雑化してきており、iPhone Xに限って言えば「説明書がなくてもすぐ使える」とは言い難い機種になってしまっています。
この変化については賛否両方の意見があるでしょうが、確かにAppleが今までに目指してきた「シンプルさ」や「誰でも簡単に使える」といった指標からは、外れてきている気がしなくもないですね。
まとめ
ちなみにウォズニアック氏は、歴代iPhoneを全て発売日に買っている事でも有名だったのですが、iPhone 8は発売日に買ったのに、iPhone Xは買いすらしなかったそうです。
後日クックCEOから彼にiPhone Xがプレゼントされたそうですが、今回のフォーラムの発言を見る限り彼はiPhone Xのあり方に全く納得していないようにも見えます。