母が入信の教団施設へ「手製銃を試し撃ち」と供述…安倍氏銃撃の前日

母が入信の教団施設へ「手製銃を試し撃ち」と供述…安倍氏銃撃の前日

 安倍晋三・元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、逮捕された無職山上徹也容疑者(41)が調べに対し、事件前日、同市内にある宗教団体の関連施設に向けて手製の銃の試し撃ちをしたと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。山上容疑者が恨んでいたとする団体の施設で、周辺では同日朝に破裂音を聞いたという住民がおり、奈良県警が事実確認を進める。

 捜査関係者によると、山上容疑者は特定の宗教団体の名前を挙げて「母親が信者で、多額の献金をして破産した。絶対成敗しないといけないと恨んでおり、団体のトップを殺害しようとしたが、接触が難しかった」と述べた上で、「安倍氏が団体とつながりがあると思って狙った」と説明している。

 山上容疑者は安倍氏銃撃事件前日の7日、施設を撃ったとし、「その後、当たったかどうか建物を外から見たが、損傷は見つけられなかった」と述べているという。

 施設側は気づいていなかったとみられ、この日、発砲音に関する110番は入っていなかった。しかし、読売新聞の取材に、複数の近隣住民が7日午前4時頃に「パーン」という大きな破裂音を聞いたと証言した。

 60歳代女性は「今まで聞いたことのない音で跳び起き、外に出たが、何も起きておらず、不思議だった。その後、安倍さんが撃たれた音をニュースで聞き、同じような音だと思った」と話した。

 山上容疑者は7日夜、岡山市内の安倍氏の遊説先を訪れたと話しており、施設への試し撃ちの後に岡山に向かったとみられる。

 また、県警が押収した山上容疑者の車に、数枚の木製の板があり、弾痕とみられる穴が複数見つかったことも判明した。板は縦横約1メートルで、複数箇所に穴が開いており、山上容疑者は「試し撃ちに使った」と述べているという。

 県警は、安倍氏が襲われた近鉄大和西大寺駅前の現場から、金属製の筒を2本束ねた手製の銃(長さ約40センチ、高さ約20センチ)を押収。自宅の捜索でも複数の手製銃が見つかっており、山上容疑者が施設などに試し撃ちを繰り返し、銃の威力や精度を確認した可能性があるとみている。

 山上容疑者は8日午前11時半頃、同駅前の路上で、安倍氏を銃撃したとして殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。安倍氏は同日午後に死亡。県警は10日、容疑を殺人に切り替え、山上容疑者を送検した。

「宗教団体施設で試射した」=容疑者の車から穴開いた板―安倍元首相銃撃・奈良県警

 自民党の安倍晋三元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が「恨みのあった宗教団体の関連施設で試し撃ちをした」という趣旨の供述をしていることが10日、捜査関係者への取材で分かった。同容疑者の車からは穴が開いた板が発見され、奈良県警が供述との関連を調べている。

 山上容疑者はこれまでの調べに、母親がのめり込んでいた宗教団体の幹部を狙っていたと説明。「安倍元首相が宗教団体とつながりがあると思った」と話しているという。

 県警によると、9日に押収した山上容疑者名義の軽自動車の捜索で、穴が開いた木製の板が数枚見つかった。約1メートル四方の板の全てに弾痕とみられる穴が数カ所あり、捜索に立ち会った同容疑者は「試し撃ちに使った」と説明したという。県警は、穴が銃弾によるものか確認を進めるとともに、試射の時期や場所について捜査している。

 車内からは、アルミホイルで覆われたトレー数個も発見された。各トレーは同じような大きさで、縦約25センチ、横約35センチ、高さ約5センチ。山上容疑者は「火薬を乾かすために使った」と話しており、県警は、具体的な用途などをさらに調べる。

 安倍氏は8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説中に銃撃された。山上容疑者は2回発砲し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。安倍氏は同日午後5時すぎ、搬送先の病院で死亡。死因は失血死だった。

 使用された手製の銃は、銃身とみられる2本の筒をテープと木の板で固定したような構造だった。現場から約20メートル先にあった選挙カーの看板から弾痕が見つかるなど、県警は一度の発砲で複数の弾が発射される仕組みだったとみて、確認を急いでいる。

 奈良市内の山上容疑者の自宅からは特徴の似た銃のようなものが数丁押収されており、同容疑者が試射を繰り返しながら安倍氏襲撃に使う銃を選んでいた可能性もある。

<独自>「前日の朝、宗教団体の施設撃った」 襲撃向け試射か

自民党の安倍晋三元首相(67)が奈良市での参院選の演説中に銃撃され死亡した事件で、逮捕された無職の山上徹也容疑者(41)が「7日の早朝に宗教団体の施設を撃った」と供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。襲撃に備え銃を試射した可能性がある。

捜査関係者によると、撃ったのは山上容疑者が「母親が多額の寄付をして恨みがあった」と供述する宗教団体の奈良市内にある施設。安倍氏を襲ったのと同じ銃を使い、「音が大きくて慌てて逃げた」という趣旨の説明をしている。

山上容疑者は施設を撃った後、7日夜の岡山の演説会場に足を運んだが襲撃を断念。同日夕に安倍氏が8日に奈良に入ることが急遽(きゅうきょ)決定していた。

一方、同団体は10日、母親が信者として在籍していると明らかにした。金銭トラブルはないとしている。

また、安倍氏を撃った銃について、山上容疑者が「一度に6発の弾丸が発射される仕組みだった」と供述していることも判明。金属製の筒2本に各6発の弾丸が込められ、一度の発砲で1本の筒から全ての弾丸が飛び出す構造だった。

奈良県警は10日、容疑を殺人未遂から殺人に切り替え送検した。

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