哪泥~不科學的實驗毫無意義?
山寨國的「山寨中醫」「野菜中醫」當然是「不科學的實驗」!
但是日本「北里大学の東洋医学総合研究所」有「科学研究」「科学で解析」。
漢方の力、科学で解析 北里大東洋医学研
北里大学の東洋医学総合研究所は、その名の通り東洋医学に特化した研究所だ。手術や薬で病気の原因を取り除く西洋医学に対し、東洋医学は筋肉や自律神経、血液など体のバランスを整えることを狙う。研究所では漢方薬や鍼灸(しんきゅう)による診療のほか、漢方薬の効果について科学的な根拠を調べ、臨床に生かそうとしている。
漢方薬は植物など天然物である生薬を複数配合する。西洋医学の薬の多くはひとつの成分だが、生薬は未知も含め200~300の成分を含むとされる。漢方薬は経験的に「効く」とされていても、臨床での客観的な評価や仕組みの解明が十分でない。保険適用になっている漢方薬約150種類でさえ、過半数は科学的根拠が乏しいという。
漢方薬の効果を科学的に調べたり、新たな疾患への適用を探しているのが臨床研究部だ。消化管や精神疾患、がんなど幅広い病気を対象にする。及川哲郎副所長は「動物実験など基礎研究の結果を臨床の現場に還元したい」と意気込む。
消化管をテーマにするのは遠藤真理上級研究員だ。開腹手術後に腸管運動が停滞する「術後腸管マヒ」に処方される大建中湯(だいけんちゅうとう)。腸の動きを促すとされてきたが、抗炎症作用も持つことをマウスで突き止めた。
大腸炎に使える新たな漢方薬を探すため、モデルマウスに複数の漢方薬を与えて調べたところ、柴苓湯(さいれいとう)で効果が認められた。今後は薬を組み合わせ、「作用が強力なスーパー漢方薬をつくりたい」(遠藤研究員)と話す。
日本薬局方の規格に載っている成分が必ずしも効果を発揮してはいない。例えば麻黄という生薬は「エフェドリンアルカロイド(EA)」の成分を0.7%以上含むと定められている。薬効はEAに由来すると考えられてきたが、EAは高血圧や動悸(どうき)、不眠などの副作用を起こすと問題視されてきた。
「麻黄をより安全に、幅広い患者に使ってもらいたい」。日向須美子室長は国立医薬品食品衛生研究所などと共同で、麻黄からEAを除いたエキスを開発した。麻黄は鎮痛や抗がんなど幅広い作用を持つという。EAを除いても、それらの効果が残ることを動物実験で確かめた。
伊藤直樹上級研究員は、精神疾患での漢方薬の効果を科学的に裏付けようと研究を進める。香蘇散(こうそさん)という臨床現場でも使われる漢方薬をマウスに飲ませると、ストレスを感じた時に起こす行動が減った。
ストレスを与えたマウスの脳から免疫に関わる細胞を取り出し、細胞が放出する炎症性たんぱく質量を測定した。香蘇散を飲ませた方が細胞の出すたんぱく質が減り、脳での炎症を抑えていることが示唆された。5種類の生薬からなる香蘇散のどの成分が薬効のカギを握るのか解析を続ける。
研究所は2021年度まで、文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム」の拠点にもなっている。漢方の診断基準は医師の経験や感覚によることが多い。そこで、千葉大や富山大など全国6大学と共同で診断基準を作った。3年後をめどに、臨床のデータを6千~7千集めて解析し、基準を磨き上げる。
「漢方で病気を防ぎたい」と小田口浩所長は語る。漢方医学の基準で検診する「漢方ドック」を全国に広げることを目標に掲げる。経験の浅い医師でも検診できるよう、診断基準を決めたり、診察補助のための機器を開発したりする方針だ。
(科学技術部 藤井寛子)
第45回 漢方を科学する(その1)
今回は、漢方薬の基礎研究について、私たちの基本方針をご紹介します。
方薬は、ご存じの通り、中国の伝統医学を起源とし、日本に伝えられた後に独自に発展した漢方医学の薬物療法のことです。これまでにも紹介したことがあるように、大建中湯の日本独特の使い方(第6回「日本の伝統医学」)や、がん化学療法剤の副作用軽減など、西洋医学の補完薬としての活用法も医療現場では一般的なものとなってきました。
しかしながら、いわゆる西洋医薬品と漢方薬は大きく異なります。西洋医薬品は、自然科学の発展とともに、普遍性、客観性、論理性を担保することができる単一化合物として創製されてきたのに対し、漢方薬は複数の生薬を混合して「煎じる」という抽出過程を経ただけの、言わば混合物のままの医薬品です。普遍性や客観性、論理性といった自然科学の「ものさし」で測るには難しい伝統医薬品として、その素朴な姿を古代からずっと堅持しています。
そんな古くさい面のある漢方薬ですが、時に西洋医薬品では解決できなかった症例に有効であったという経験を持つ医師も増え、その「謎」を解き明かしたいというニーズから我々も研究を行っています。
漢方薬は数え切れないほどの天然化合物を含んでいます。それらを一つずつ解き明かしていくには無限の時間が必要となり、とても実現不可能な作業となるため、まずは混合物である一つ一つの処方をまるで一つの薬物であるかのように見なして効果を検証しようと考える研究者が現れたのです。これは漢方薬研究の上では大きな発想の転換であり、私たちの先生たちの時代に始まりました。
それ以前は、(混合物である)漢方薬をというよりも、漢方薬を構成する生薬から活性成分を取り出し、その構造を明らかにして、その薬理作用(※1)を証明するという研究が多くなされていました。
最も有名な事例は、1885年に生薬である「麻黄(まおう)」から「エフェドリン」を単離(※2)した長井長義博士のご研究です。世界的には、ドイツのフリードリヒ・ゼルチュルナーが1804年にアヘンからモルヒネを単離したのが最初で、これにより生薬成分を取り出して医薬品として用いるという近代薬学が幕を開けました。天然物化学を基礎とし、有機合成化学を手段とした創薬が始まったのですが、これらは伝統医薬品の科学的解析というよりは、純粋な創薬研究です。
それら天然物化学を基にした手法とは真逆に、乱暴かもしれないですが、混合物は混合物のまま、漢方薬のもつ薬理作用を科学的に証明していこうというのが、前述の一つ一つの処方をまるで一つの薬物のように見なして効果を検証しようという研究です。この方法論は、それぞれの漢方薬の臨床効果の説明に直結するという点で有意義なものです。
こうして、臨床上有益だとされた処方の解析が1980年代に始まり、現在も続いています(文献データベースとして名高いPubMed(パブメド)(※2)に収載される論文数も年々増加しております)。
現在、厚生労働省承認漢方処方は294処方を数えるほどになりました。処方単位での作用の科学的証明もまだまだ時間がかかります。私たちの研究室でも、漢方薬の有効性について、いろいろな研究を展開しています。
長くなりました。
今回はこの「丸ごとの漢方薬理」という基本方針をご紹介して、詳しくはまた後々、ということにしたいと思います。