「皆様のご不満を招く原因だった」栗山千明、“百万石まつり”の撮影禁止騒動を謝罪 観客は「感謝しかありません」

「皆様のご不満を招く原因だった」栗山千明、“百万石まつり”の撮影禁止騒動を謝罪 観客は「感謝しかありません」

 俳優の栗山千明さんが6月12日、Twitterへ謝罪文を投稿。自身が4日に出演した百万石まつりのメインイベント“百万石行列”で、肖像権保護を理由に写真や動画撮影が禁止されていたことへ集まった批判や不満についての思いをつづりました。

 「百万石まつりを楽しみにしてくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした」と真っ先に謝罪し、「私が参加し、関係者の方々のご配慮に甘えてしまった事が、皆様のご不満を招く原因だったと思います」と反省をつづった栗山さん。関係者には多くをサポートしてもらったことを強調しながら、「ご配慮、ご尽力されたお祭り関係者の方々が残念に思うような発言や投稿は御控えいただけますと幸いです」と求めています。

 さらに「金沢が好きで百万石まつりを楽しみにしていましたので、私自身思わぬ反響に心苦しく思っています」と不満の声があがっている現状に苦しい胸の内を告白。「改めまして、誠に申し訳ございませんでした。そして関係者の方々、応援して下さった皆様、本当に有難う御座いました」と、感謝の言葉を続けています。

 百万石まつりは、石川県金沢市で毎年6月に開催される祭。加賀藩の祖である前田利家が金沢城へ入城したことにちなみ、入城の行列を再現した百万石行列をはじめ、茶会や薪能などのイベントを3日間にわたり実施しています。

 新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策の影響による中止を経て、3年ぶりとなった百万石行列には、お松の方役の栗山さんに加えて、前田利家公役に竹中直人さんが出演。イベントに華を添える一方で、金沢市と金沢商工会議所で構成する実行委員会は、公式サイトで「肖像権保護のため写真撮影・録画及びSNSへの投稿をご遠慮ください」との案内を掲載。当日は現場でスタッフが立て看板を持ち、撮影やSNS投稿禁止を叫んでいました。

 この要求に観客は困惑。2019年には加藤晴彦さんと藤本美貴さん、2018年には高橋克典さんと羽田美智子さんと、これまでにもゲストは毎年登場していたのに「なぜ今年突然に撮影禁止にしたのか」「撮影禁止なら、なぜ見に行ったかわからない」「テンション下がった」とSNS上では不満が続出。委員会は理由として“SNSでの肖像権を巡るトラブルが多い”ことを挙げていましたが、反発の声は収まらず、栗山さん本人が謝罪する事態へと発展しました。

 栗山さんの謝罪を受けた観客からは「栗山さんのせいじゃないから」「栗山さんは悪くはないので謝らないで」と擁護。「お松の方を演じてくださっただけで最高です」「感謝しかありません」「笑顔で手を振っていたり、指ハートのリクエストに応えていたり、素敵な方だなと思いました」と当日懸命に役目を務めていた栗山さんへ、感謝の声が寄せられています。

金沢百万石まつり「撮影禁止」で市長が説明

金沢百万石まつりでの観客による撮影を禁止した運営側の対応について村山市長が説明です。

まつりのメイン行事百万石行列は、3年ぶりに6月4日に行われ、前田利家公役を

俳優の竹中直人さん、お松の方役を栗山千明さんが務めました。

近年、SNSでの肖像権をめぐるトラブルが多いことなどを受け、まつりの実行委員会は協議のうえ、2人の撮影を禁止したとコメントしていました。

行き過ぎともいえる対応に村山市長はこう説明しました。

「実行委員会が契約する相手方の事務所あるいは、仲介する事務所との間でしっかりと事前の取り決めをする必要がある これを契機にしっかりと検証して次につなげたい」

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