重症化や死亡、ワクチン接種で減少 コロナ第6波
厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの感染第6波とされる1~2月の重症化率や死亡率をまとめた。ワクチンの接種回数が多いほど低くなる傾向が確かめられた。
データは石川県と茨城県、広島県の感染者情報をもとに暫定版として算出した。90代以上で重症化率が6.5%、死亡率は6.2%だった。ワクチンを一度も打っていない人に限ると9.8%が重症化していた。3回接種者は1%未満にとどまった。
第6波は、感染力が高い一方で比較的重症化しにくいオミクロン型が主流だった。特に40代以下は、ワクチン接種歴によらず重症者も死者も0.1%未満となった。
分析結果は厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で示した。後藤茂之厚労相は足元の感染者数について「増加傾向が続いている」と警戒した。「ゴールデンウイークが近づく中で人流や都道府県を越える移動が増えることも予想される。引き続き感染防止策の徹底が必要だ」と呼びかけた。
