【新型コロナ】新型コロナワクチン 4回目接種の実施について(令和4年5月11日 市長定例記者会見にて)
※不具合により、手話映像は0分55秒からとなっています。
新型コロナワクチンの4回目接種の実施について、ご報告をさせていただきます。
まず、接種間隔は、国から言われていますとおり、5ヶ月となります。接種対象も国からの通達のあったとおり、60歳以上の方、または基礎疾患を有する方となります。
したがいまして、59歳以下の方については、基礎疾患を有する方が接種対象となります。使用ワクチンは、武田モデルナないしファイザー、1・2・3回目と同様となります。本市の4回目接種対象者数は最大で125万人と見積もっています。
その根拠ですけれども、本市で60歳以上の方で、3回目接種をした方が108万人、その方々が全員4回目接種をするという前提で、全員が受けられないかもしれないですが、全員受けると仮定した場合、108万人となります。
また、18歳から59歳の方が本市で201万人いらっしゃいます。その中で基礎疾患を有する方の正確な統計はないのですけれども、国が出している接種の手引きでの基礎疾患あり比率8.2%を201万人にかけて、17万人となります。ですので、108と17を足して、125万人を最大の接種対象者数と考えております。
接種時期の想定ですけれども、接種は5月の下旬から始める予定です。まだ5月ですと、それほど接種対象者はおらず、5ヶ月が経過していることが必要ですから、7月から8月にかけてピークが来ることが予想されます。
ですので、2月ぐらいに打った方ですと、7月に4回目の接種時期となります。5ヶ月以上なので、それ以降でも打てるのですけども、5ヶ月が最短です。前回が2月ですと7月が接種時期となります。
一点懸念しているのは、基礎疾患のある方ですと、早めに打ちたいという方がいらっしゃると思うのですけれども、5ヶ月が経ってないと打てませんので、59歳以下の方や60歳以上の方でも基礎疾患を有されている方で、早く打ちたいと思われる方もいらっしゃると思いますので、最低5ヶ月が必要ですというご案内をしていくことが重要だと考えています。接種券の発送方法なのですが、本市の場合は60歳以上の方も59歳以下の方もお配りしようと考えております。
60歳以上の方は、4回目接種の対象になりますので、接種券を受け取られたらご予約をしていただけます。59歳以下の方については、基礎疾患を有する方のみが予約行動に移れるということになります。もちろん全員に送る以上、基礎疾患のない59歳以下の方にも接種券が届いてしまいますが、その方については公費助成の対象にはならないということになります。
この方式をとるに当たって、接種券が届いた接種対象外の方が予約行動に移るということを防止することが、重要だと思います。こちらは封筒をお送りする時のイメージ図なのですが、ここに目立つように対象者を記載する。
それから、59歳以下の方ですと、おそらくウェブでの予約が1・2・3回目の接種の傾向から見ても多いと思いますので、ウェブ上できちんと適切に、59歳以下が対象になりますということをアナウンスする。そういった取組をしていこうと考えています。コールセンター等にお電話いただいた場合や、本市で独自に行っている郵便局での予約代行等に関しては、そこで必ず確認するようにしますので、そういった防止には繋がると考えています。
接種券の発送スケジュールですが、5月20日の金曜日に第1弾をご送付しようと考えています。本市は、接種可能日、すなわち3回目接種日から5ヶ月後の3週間前に発送をすることにしました。
接種開始が正式に決まるのは国の政省令が改正されてからとなります。それが5月下旬以降に改正される予定と聞いていますので、5月下旬以降に4回目接種が可能となります。5月20日の金曜日に接種券をお送りして、翌営業日の月曜日・火曜日ぐらいには届くと思いますので、それからすぐに予約行動に入れるようにしたいと考えています。その後は順次、3週間前に予約ができるようにします。
接種体制については、1・2回目の接種は市民の皆様にご迷惑をおかけしましたが、3回目の接種では、比較的改善の要望が少なかったと思います。
1・2回目に比べると(改善の要望が)かなり減りましたし、お褒めの言葉をいただくこともありました。そういった3回目の接種体制を引き続き維持します。
まず、個別接種はファイザーとモデルナ、集団接種ではモデルナを使用します。個別接種でのファイザーの医療機関数は最大約2,000か所。かなり膨大で、2,000か所にワクチンを配送しなければいけませんが、この医療機関の数を維持したいと考えています。
モデルナの個別接種に関しては600か所。集団接種に関しては集団接種会場9か所、大規模接種会場2か所で、前回と同じ体制を維持します。
接種券が届いたら、かかりつけ医にウェブサイトでの予約や、かかりつけ医でもウェブサイトには公開して欲しくないという方もいらっしゃいますので、そういった場合はかかりつけ医に直接お電話していただいて、予約を取っていただくことになります。
インターネットでは、ウェブ、LINEでの予約が可能です。また前回の3回目接種で大変好評をいただきましたので、市内ほぼ全ての郵便局302か所で予約代行を引き続き行いたいと思います。郵便局での予約代行実績は、トータルで約2万1,000件ありました。それから、18の区役所で、人数を36名から90名程度に増やしまして、各区役所での同様の予約代行を行いましたが、こちらに関しましても合計で1万6,766件の予約代行実績があり、合計で予約代行が3万6~7,000件程度あったという状況です。おそらく予約代行された方は高齢者の方が多いと思います。本市の65歳以上の方は約90万人いらっしゃいますので、その方々の8割から9割くらいがワクチン接種をされており、そのうちの3万6~7,000件の方々の全員が65歳以上かわからないですが、65歳以上だと仮定して3万6~7,000件程度を予約代行していただいているので、かなりの割合でご支援できているかなということが、データ上わかりました。
それから予約センターでの電話予約に関しては、3回目が最大560席ありました。多くの日は560席でも間に合っていたのですが、ただときには、応答率、つまり電話がかかってきてすぐに出られる割合が落ちることもありましたので、できる限りお待たせしたくないという配慮から、さらに増やし、最大650席体制とすることを考えております。
4回目のワクチン接種に関しては以上です。
コロナワクチン4回目接種 効果や副反応は?接種間隔は5か月に
2022年5月13日
新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種が60歳以上の人や基礎疾患のある人などを対象に5月末から始まります。4回目の接種、対象となる基礎疾患とは、どのような内容か?効果や副反応はどうなのか、今わかっていることをまとめました。(5月13日 記事内容追記)
4回目接種 接種間隔や対象は
新型コロナウイルスのワクチン接種について、厚生労働省は、3回目の接種から5か月たった人に4回目の接種を行うことを決めました。
使用するのは、ファイザーとモデルナのワクチンです。厚生労働省は対象を当面、60歳以上の人に加え、18歳以上の基礎疾患のある人か医師が重症化リスクが高いと判断した人に限定した上で、5月末に始めることにしています。
ただ、基礎疾患がある人については自治体が個別に把握するのが難しいため、厚生労働省は、本人から申告があった場合のほか、障害者手帳などを持っている人や、基礎疾患を理由に1、2回目の接種を優先的に受けた人などには申告がなくても接種券を郵送できるなどと自治体に通知しました。
こうした方法が難しい自治体は3回目接種を終えた18歳から59歳までの全員に接種券を郵送することもできるとしていますが、対象でない人が接種を受けられると誤解してしまうおそれがあるとして、慎重に検討するよう求めています。
最終的な郵送方法は自治体が決めることになっていて厚生労働省は「対象になる人はホームページなどで確認するか、住んでいる自治体に問い合わせるなどしてほしい」としています。
対象となる基礎疾患は?
厚生労働省によりますと、4回目接種の対象となる基礎疾患などは以下の通りです。
・慢性の呼吸器の病気
・高血圧など慢性の心臓病
・慢性の腎臓病
・肝硬変など慢性の肝臓病
・インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病またはほかの病気を併発している糖尿病
・鉄欠乏性貧血を除く血液の病気
・がんなど免疫の機能が低下する病気
・ステロイドなど免疫の機能を低下させる治療を受けている人
・免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
・神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えて呼吸障害などになった人
・染色体異常
・重度の身体と知的の障害が重複した状態の重症心身障害
・睡眠時無呼吸症候群
・重い精神疾患
また、肥満の程度を示す「BMI」が30以上の人も重症化リスクが高いとして対象になります。
このほか、医師が重症化リスクが高いと判断した人も対象になるとしています。
接種券発送の自治体も
4回目の接種が60歳以上の人や基礎疾患のある人などを対象に5月末から始まるのを前に、東京・荒川区では接種券の発送が始まりました。
区の担当者が、対象者の名簿と接種券の宛名が一致しているか確認したあと郵便局に持ち込み、60歳以上の区民およそ700人に接種券を送りました。
今後、3回目の接種時期に応じて、4回目の接種券を順次発送するということです。
区では基礎疾患がある人について、基礎疾患を理由に1回目と2回目の接種を優先的に受けた人については申請がなくても接種券を送付することにしています。
一方で、2回目までの優先接種を受けていなかったり、新たに発症したりした人に関しては、区のワクチン相談センターに電話するか、インターネットで申請してもらいその後、接種券が発送されるということです。
荒川区 齋藤剛新型コロナワクチン接種等担当課長
「4回目の接種をSNSなども活用して幅広く呼びかけていきたい。接種の対象かどうか分からないときも、区の窓口やかかりつけ医に相談してほしい」
国際医療福祉大 松本哲哉教授
「3回目のワクチン接種後、5か月ほどたつと効果が下がるため4回目の接種が必要になる。これまでのワクチン接種は、発症を予防し感染そのものを抑えることが大事だったが、今後は重症化予防が大事になるため、高齢者や基礎疾患を持つ人など重症化リスクの高い人に優先して接種していくことが重要だ。
高齢者は年齢の基準があるのでわかりやすいが、基礎疾患の有無については、自分が該当するか分からない人がかなりいるだろう。持病があっても、重症化リスクのある基礎疾患に含まれない場合もある一方、病気ではない肥満なども接種対象に含まれている。『自分は該当しないのでは』と思う人も、かかりつけ医に聞いたり、自分で厚労省のホームページを確認したりして、該当するようであれば積極的に接種してほしい」
3回目接種の効果 いつ下がる
いま行われている3回目の接種も、2回の接種のあと、時間が経過して下がったワクチンの効果を再び上げるために行うとされてきました。
世界の新型コロナウイルスのほぼすべてを占めるに至ったオミクロン株に対しては、3回目接種の効果はそれまでのデルタ株などに対してと比べると低く、さらに時間がたつごとに効果が下がっていくことが分かっています。
イギリスの保健当局のデータによりますと、オミクロン株の場合、ワクチンを接種していない人と比べて、入院に至るのを防ぐ効果は、ファイザーのワクチンを2回接種したあと、ファイザーのワクチンを追加接種すると、2週から4週間後にはおよそ90%でしたが、10週から14週間後にはおよそ75%とやや下がりました。
モデルナのワクチンを追加接種すると、9週間後までで90%から95%となっています。
一方、発症を防ぐ効果は、ファイザーのワクチンを2回接種したあと、ファイザーかモデルナのワクチンを追加接種すると、3回目の接種から4週間後で60%から75%でしたが、15週間後以降では25%から40%に下がっています。
3回目の接種で重症化して入院に至るリスクを下げる効果は一定程度維持されるものの、発症を防ぐ効果は比較的早く下がることがわかってきています。
4回目接種の効果・副反応は
海外ではすでに4回目の接種を進めているところがあります。イスラエルやイギリス、フランスなどは、医療従事者や高齢者などを対象に接種。また、感染者数が急増している韓国も重症化リスクの高い人などを対象に始めています。
イスラエルで医療従事者を対象に行われている4回目接種の効果について、3月16日、国際的な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に研究結果が発表されました。
イスラエル保健省などの研究グループは、4回目にファイザーのワクチンを接種した154人と、モデルナのワクチンを接種した120人について、3回接種の人と比較して分析しました。
4回目の接種のあとでは、中和抗体の値は10倍程度に上昇し、3回目の接種を終えたあとをやや上回る水準になりました。
ファイザーとモデルナのワクチンで差は見られなかった一方、オミクロン株の働きを抑える働きは、従来型のウイルスを抑える働きと比べると、10分の1程度にとどまっていました。
また、無症状を含めた感染は、3回接種の人では25.0%で確認され、4回目にファイザーのワクチンを接種した人では18. 3%、モデルナのワクチンを接種した人では20.7%で確認されました。
その結果、4回目の接種によって、無症状を含めた感染を防ぐ効果は、3回接種の人と比較した場合、ファイザーのワクチンで30%、モデルナのワクチンで11%、また、発症を防ぐ効果は、ファイザーのワクチンで43%、モデルナのワクチンで31%と推計されるとしています。
一方、副反応の割合は、2種類のワクチンを合わせた全体で、局所の痛みが78.8%、けん怠感が33.2%、筋肉痛が24.5%、頭痛が21.5%、37度5分を超える発熱は6.6%などどなっていて、多くの人で何らかの症状が出たものの、大きな影響はなかったとしています。
研究グループ
「3回目の接種までで免疫は完成されていて、その後低下するが、4回目の接種で回復すると考えられる。4回目接種は健康で若い医療従事者にはわずかな利益しかない可能性がある」
| 4回目接種 海外の動き | ||
|---|---|---|
| 対象 | 間隔 | |
| イスラエル (去年12月~) |
60歳以上 18歳以上で重症化リスク 医療従事者など |
4か月 |
| ドイツ (2月~) |
70歳以上 5歳以上で免疫不全 介護施設の入所者 |
3か月 |
| 医療従事者など | 6か月 | |
| フランス (3月~) |
80歳以上 免疫不全 |
3か月 |
| イギリス (3月~) |
75歳以上 介護施設の高齢者 12歳以上で免疫不全 |
おおむね 6か月 |
| アメリカ (3月~) |
50歳以上 臓器移植など免疫不全 |
4か月 |
4回目の接種をめぐっては、先行するイスラエルや欧米でも対象や接種間隔などにばらつきがあります。
米 50歳以上対象に4回目接種許可
アメリカのFDA=食品医薬品局は3月29日、アメリカのファイザーとモデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、50歳以上を対象に4回目の接種を許可すると発表しました。
ファイザーとモデルナのいわゆるmRNAワクチンは、2回の接種に加えて効果を高めるための追加の接種をすることで、オミクロン株に対しても、重症化や死亡を防ぐ効果を高い水準で維持していると考えられていますが、接種から時間がたつと、効果が低下する可能性が指摘されています。
FDAは29日、両社のワクチンについて、最初の追加接種から4か月以上がたった50歳以上の人を対象に通算で4回目となる、2回目の追加接種を可能にするよう緊急使用の許可を改定したと発表しました。
許可の理由についてFDAの専門家は「50歳以上では重症化リスクの増加につながる基礎疾患のある人が多い」とした上で、「イギリスやアジアの一部では再び感染の拡大が起きている。2回目の追加接種を可能にすることで人々が自らを守る手段を提供するため」としています。
このほかFDAは50歳未満でも、臓器移植を受けるなどして免疫不全の状態にある人に2回目の追加接種を許可しました。
