ロシア、天然ガス供給停止 ポーランドとブルガリア向け 欧州に「脅し」、対立激化へ
ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムは27日、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止したと明らかにした。
ロシアが要求するルーブル建てで代金決済が行われるまで供給はしないという。欧州連合(EU)はロシア産エネルギーに依存する一方、対ロ制裁を発動した欧州への「脅し」(フォンデアライエン欧州委員長)だと反発しており、対立が一段と激化するのは必至だ。
ロシアのウクライナ侵攻後、欧州諸国への一方的な供給停止は初めてとみられる。ポーランドとブルガリアは26日、ガスプロムから供給停止の通告をそれぞれ受けたと明らかにした上で、代替調達先などの確保により当面の供給は問題ないと説明した。
フォンデアライエン氏は声明で「不当で受け入れられない」と供給停止を非難。「このシナリオへの備えはできている」と述べ、EUで連携し対応する姿勢を強調した。
