1万円中古スマホ市場、3G回線終了でにわかに活況? おすすめの型落ちモデルは

1万円中古スマホ市場、3G回線終了でにわかに活況? おすすめの型落ちモデルは

3G回線が続々終了

 約20年近く提供が続いた第3世代の通信規格「3rd Generation」――通称3G回線も2022年3月31日にauでのサービス提供が終わり、2024年1月にはソフトバンク、2026年にはドコモで3Gの終わりが告知されています。

 世の中はすでにスマートフォン一択の時代となっており、今さらガラケー? と思う人もいるかも知れませんが、バッテリーの持ちがよく、物理キーでボタンが押しやすい、電話やメールに特化していることもあり、あえてガラケーを愛用している人も一定数存在しています。

 そんなガラケーも前述したとおり、4G対応ガラケーなら3G停波後も使えるのですが、ガラケー終了という言葉だけ独り歩きしているようで、すべてのガラケーが使えなくなると思っている人もいるようです。

秋葉原の中古市場をのぞいてみた

 さて、秋葉原の中古携帯電話・スマートホンの状況はというと、3G回線停波による影響がわずかながらあるようで、4G対応のガラケーやAndroidガラケーの売上げが伸びているようです。

「やはり仕事用の連絡手段は従来のガラケーで」と思う企業が多いのか、4G対応ガラケーの法人購入も盛んに起きているようです。

 しかしそれ以上に売れているのが1万円程度で購入できるスマートフォン。

 高額なスマートフォンは、スマホゲームプレイヤーやガジェットマニアが購入することが多いものの、秋葉原で中古端末を求める人は、安価な製品を欲しているようで格安Android端末が人気を集めています。

型落ちのハイエンドモデルが人気

「xperia XZ3」などの発売当時はハイエンドで高額だった端末も今では1万円程度で購入できるので、通話やメールだけでなくちょっとしたゲームなども楽しみたいという人には型落ちハイエンドモデルも人気です。

 そんな中、docomo、au、Softbank、楽天の4キャリアに対応したエントリークラスのAndroid端末「Mode 1 GRIP」が密かに人気を集めているようです。(ただし、楽天回線に接続するには若干のカスタマイズが必要)

1万円で機能がてんこ盛り

 この端末は、携帯電話販売店舗「テルル」を展開する株式会社P-UP Worldが自社開発したオリジナルスマートフォンで1万円程度のエントリー端末ながら、指紋認証、防水防塵、外部メモリ、ワイヤレス充電、NFC、赤外線機能、各種センサー類と様々な機能がてんこ盛り。

 ガラケーとほぼ同等のサイズということもあり、タッチパネル式のストレート携帯といっても過言ではありません。

 5Gには対応していないものの、1万円ほどで新品が購入できるので気になる人は要チェックです。ちなみに安価で5Gを楽しみたいという人は、2万円前後で購入できる「Galaxy A22 5G」や「OPPO A55s」などがオススメです。

 4月は新入学や新社会人など何かと物入りになることも多い時期。仕事用などのサブ端末は型落ちハイエンドや格安エントリー機種を検討してみてはどうでしょうか?

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