【バスケット】日本女子大健闘! 王者・米国に敗れるも歴史的「銀」

【バスケット】日本女子大健闘! 王者・米国に敗れるも歴史的「銀」

東京五輪のバスケットボール女子決勝(8日、さいたまスーパーアリーナ)で、世界ランキング10位の日本は同1位の米国に75―90で敗戦。快挙は逃したが、同競技初の表彰台となる銀メダルを獲得した。

日本バスケ史に残る大健闘だった。相手は五輪6連覇中の米国。準決勝で世界5位のフランスを破って快進撃を続ける日本は、この日も身長差を補う運動量と3点シュートで立ち向かった。第1クオーター(Q)は14―23と9点を差つけられ、第2Qは一時6点差としたが、堅実に得点を重ねる王者・米国をなかなか追い詰められない。前半は19―50で折り返した。後半に入ると米国のインサイド攻撃はさらに増し、第3Qを終えて56―75。奇跡を信じて出撃した第4Qでも日本の持ち味は阻まれ、最強軍団の「壁」を超えることはできなかった。

終了のブザーが鳴ると、会場はボランティアや関係者の拍手に包まれた。日本チームは共に健闘を称え合い、選手らは涙。その後、ゴール下で日の丸を手に写真撮影し、最後は全員が満面の笑みで歴史的な「銀」を喜んだ。

試合後、主将の高田真希(31=デンソー)は「楽しかったです。連日のご声援のおかげでここまでこれたと思いますし、つらい練習を乗り越えた結果だと思います」と笑顔で快挙を振り返った。敗れはしたが、日本バスケット界に新しい1ページを刻んだことは間違いない。この夢を3年後へつなげる。

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