メダル数は過去最多…柔道・レスリング・スケボーで量産、競泳・バド・ASは振るわず

メダル数は過去最多…柔道・レスリング・スケボーで量産、競泳・バド・ASは振るわず

 東京五輪は8日、閉幕する。日本の獲得した金メダルは史上最多の27個。「銀」14、「銅」17を合わせメダル総数は58個となり、これも過去最多を大幅に更新した。日本の戦いをメダルの数で振り返る。

 躍進が目立ったのが、大会前半に競技が行われた柔道だ。金メダルは過去最多の9。銀、銅合わせた12個も、銅が8個だった前回リオデジャネイロ大会に並ぶ最多だ。2012年ロンドン大会は男子が金なしに終わるなど惨敗したが、柔道発祥の国の面目を保った。

 大会後半に行われたレスリングもメダルを量産した。金メダルは女子の4個も全体の5個も最多タイだった。

 卓球で4個、ボクシングで3個メダルを獲得したのも初めて。歴史的な金メダルもあった。

 新競技や、久々に復帰した競技もメダル量産に一役買った。スケートボードは男女合わせて金3含む5。空手、サーフィン、スポーツクライミングも複数のメダルを獲得した。野球とソフトボールは、国民の期待通りに頂点に立った。

 その一方で、期待されたほどの活躍ができなかった競技も。競泳は特に男子で実績通りの活躍ができず、メダルの数は、リオの金2を含む7個から3個に減少。全5種目でメダルを目指したバドミントンは銅1個に終わった。前回大会で2個メダルを獲得したアーティスティック・スイミングは2大会ぶりにメダルなしに終わった。

 前回東京大会では、4年後のメキシコ大会、8年後のミュンヘン大会でもメダルは同水準をある程度、保った。今後もどう競技力を維持するのか、関係者の努力は続く。

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