台湾、全国一斉休校へ あすから28日まで 新型コロナ感染拡大で

台湾、全国一斉休校へ あすから28日まで 新型コロナ感染拡大で

新型コロナウイルスの国内感染拡大を受け、中央感染症指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は18日、台湾全域の幼稚園から小中高校、大学まで全ての学校を一斉休校・休園とすると発表した。期間は19日から28日まで。小中高校と大学はオンライン授業に切り替える。 

台湾では15日以降、1日当たりの国内感染者が連日100人を超え、17日には過去最多の333人に上った。感染は子供や若者にも広がっており、陳指揮官によれば、国内感染者のうち、17日までの統計で、7人が小学生、6人が中学生、4人が高校生、16人が大学生だった。 

教育部(教育省)によれば、オンライン授業を正規の授業とし、原則的に夏休みの振替授業は行わない。小中高生については、自宅にデジタル学習設備がない場合、学校から借りることができる。自宅で世話を受けられない、または学習ができない園児や児童、生徒は学校や幼稚園が受け入れ、学習や世話、食事の提供を行う。 

また、教育部は動画共有サイト「ユーチューブ」(YouTube)上に開設した小中高生向けの在宅学習支援チャンネル「因材網数位学習資源」で、動画教材を公開している。 

12歳以下の子供や高校生以下の障害児を世話する必要がある保護者は休校期間中、「防疫育児休暇」(防疫照顧假)を取得することができる。休暇中、雇用主には給与支払い義務は生じないが、休暇申請を認めなかった場合、労働基準法違反で最大100万台湾元(約389万円)の過料が科される。 

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