菅首相「政府の代表としておわび」 建設アスベスト原告団に謝罪

菅首相「政府の代表としておわび」 建設アスベスト原告団に謝罪

 菅義偉首相は18日午前、建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込んだ元建設作業員らの健康被害について国の賠償を求めた集団訴訟の原告団と、首相官邸で面会した。首相は、規制を怠った国の対応を違法と認定した17日の最高裁判決を踏まえ、「責任を痛感し、真摯(しんし)に反省し、政府の代表として皆さんに心よりおわび申し上げる」と謝罪した。

 最高裁は17日、国と建材メーカーに賠償を求めた4件の訴訟の上告審判決で、1975~2004年の期間、防じんマスク着用の義務付けなどの規制を怠った国の対応を違法と結論づける判断を示した。メーカーの責任についても一部認定した。

 自民、公明両党の対策プロジェクトチーム(PT)は17日、国が原告に最大1人1300万円の和解金や訴訟負担に対する解決金を支払う和解案をまとめ、原告側も了承した。与党は関連法案を議員立法で今国会に提出し、成立を目指す。

 08年から各地で起こされた建設石綿被害に関する集団訴訟は、今回の訴訟の原告約500人を含め1000人超に上る。石綿を原因とする中皮腫や肺がん発症までの平均潜伏期間は約40年で、被害者は今後も増え続けるとされる。

 与党PTの和解案は、訴訟に参加していない被害者に対しても、国が被害を認定し、訴訟参加者への和解金と同額の給付金を支払う補償制度の創設を盛り込んだ。加藤勝信官房長官は17日の記者会見で「潜在的な被害者の把握や周知についても、しっかり検討したい」と強調した。

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