フルサイズミラーレスカメラ“EOS R3”を開発
高速・高感度・高信頼性によりユーザーの撮影領域を拡大
2021年4月14日
キヤノン株式会社
キヤノンは、新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載し、プロやハイアマチュアユーザーのニーズに応える高い基本性能と信頼性を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラ“EOS R3”の開発を進めています。
現在開発中の“EOS R3”は、高速・高感度・高信頼性をコンセプトとしたモデルです。デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」(2020年2月発売)に代表される「EOS-1」シリーズと、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」(2020年7月発売)に代表される「EOS 5」シリーズに加え、新しいラインのカメラとして投入予定です。動体撮影を含む静止画、動画撮影ともに本格的な作品づくりを行うプロやハイアマチュアユーザーのニーズに応えるカメラを目指しています。
EOSシリーズ初搭載となる、新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーによる高速読み出しと、映像エンジン「DIGIC X」の高速画像処理により、電子シャッター撮影時においてAF/AE追従で最高約30コマ/秒※1の高速連写と高感度を両立しています。加えて、電子シャッターによる像の歪みを大幅に抑制するとともに、室内や夜景など暗いシーンでもノイズを抑えた動体撮影を実現しています。また、各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセル CMOS AF」により、高速・高精度・広範囲なAFを提供するとともに、ディープラーニング技術を活用したアルゴリズムの強化により、人物の頭部・瞳の検出機能の向上と新たに胴体の検出を実現し、ポートレートや被写体の動きが大きいスポーツなどの撮影シーンでも高い被写体追尾性能を発揮します。新たに検出が可能となる被写体の追加に向けた開発も進めています。さらに、キヤノンのデジタルカメラで初めて視線入力機能※2を搭載し、静止画撮影時において、ファインダーを覗いた瞳の動きに合わせてAFフレームを動かすことができるため、ピントを合わせる被写体を素早く切り換えながら快適な撮影が可能です。
「EOS-1」シリーズで培った防じん・防滴性能や、縦位置グリップ一体型ボディーなど、信頼性と操作性を踏襲するとともに、本日発表したプロの撮影現場におけるワークフローの高速化に寄与するモバイルアプリケーション「Mobile File Transfer※3」に対応し、プロの高いニーズに応えます。
「EOS Rシステム」は、今後も魅力的なカメラと「RFレンズ」のラインアップを拡充することで、ユーザーの撮影領域の拡大を目指していきます。
※1 組み合わせるレンズや撮影条件によっては連続撮影速度が低下する場合があります。
※2 サングラスやミラーサングラスなど特殊コーティングが施された眼鏡、ハードコンタクト、遠近両用メガネを使用した場合や、目の大きさやまぶたの厚さ、まつ毛の長さなどの個人差や、使用環境などにより、視線入力機能が使用できないことがあります。
※3 iOSのみに対応。“EOS R3”に対応するバージョンは有償。有線・無線接続に対応し、有線接続には通信に対応したUSBケーブルが別途必要です。
*IOSは、米国およびその他の国々におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
キヤノン「EOS R3」開発発表。最高30コマ/秒のAF連写と"視線入力"に対応
キヤノンは4月14日、ミラーレスカメラ「EOS R3」の開発を発表した。
同社フラッグシップの一眼レフカメラ「EOS-1D X Mark III」に代表されるEOS-1シリーズと、ミラーレスカメラの最上位機「EOS R5」に代表されるEOS 5シリーズに加え、新しいラインのカメラとして投入予定というモデル。高速・高感度・高信頼性を目指し、静止画。動画ともに高速な動体撮影に優れたカメラとしている。
イメージセンサーには、キヤノンの自社開発による、EOS初というフルサイズ裏面照射積層型CMOSを採用。デュアルピクセルCMOS AFに対応する。画像処理エンジンはDIGIC X。電子シャッター時には最高30コマ/秒のAF/AE追従撮影を可能とした。また、電子シャッター撮影時の歪みも従来機種より大幅に低減しているという。
人物撮影時は、ディープラーニング技術を用いて、頭部のほかに瞳・胴体を検知。これにより人物やスポーツ撮影時のAFトラッキング精度を向上したほか、認識できる追尾被写体の追加も予定しているという。
ファインダーは、覗いた瞳の動きを検知して、見たところにAFポイントを移動できるという「視線入力」(1992年の「EOS5 QD」が同名の機能を初搭載)に対応。EOS R3では、スティック操作を行うマルチコントローラと比較しても素早くAFフレームを操作できるという。なお、視線入力機能は個人差や環境により使用できないこともあるとしている。
そのほか、一眼レフのEOS-1D系と同等の防塵防滴性能や、縦位置グリップ一体型のボディ形状、iOS端末への有線/無線接続が可能という「Mobile File Transfer」への対応が特徴となっている。
キヤノン「EOS R3」開発発表 初の視線入力機能搭載、プロ仕様のフルサイズミラーレス
キヤノンは4月14日、プロカメラマンやハイアマチュア向けのミラーレスカメラ「EOS R3」を開発発表した。製品コンセプトは「高速・高感度・高信頼性」。発売時期や価格は明らかにしていない。
EOSシリーズで初めて自社開発の35mm(フルサイズ)裏面照射積層CMOSセンサーを搭載。電子シャッター撮影時はAF/AE追従しながら最高で約30コマ/秒の高速連写を可能にするという。
AFトラッキングは、各画素が撮像と位相差AFの機能を持つ「デュアルピクセル CMOS AF」やディープラーニング技術を活用したアルゴリズムで人の顔や瞳の検出精度を向上。新たに胴体の検出も可能にする他、「認識可能な追尾被写体はさらに追加予定」という。
視線入力機能の搭載もキヤノンのデジタルカメラでは初。ファインダーを覗いている瞳の動きを検知し、見ている位置にAFポイントを移動させる。マルチコントローラーよりもすばやくAFフレームを操作できるという。
ボディは縦位置グリップ一体型。「EOS-1」シリーズと同等の防じん・防滴性能を備える。
