【結論】
20数年間スナップシューターに特化して進化してきた不変の名機。初代のGR1発売以来、私の写真家人生とほぼ歩みを同じくしてきた機種です。スナップ人生に常に影響を貰えたカメラ。
【良い所】
・コンパクト
200g代の軽さ
・写りの良さ
APS-Cになってさらに素晴らしくなった
・瞬間に撮ることができる
電源立ち上げからすぐに撮影できる
【悪い所】
・ある程度の割り切りが必要
28mm固定のため撮影するものは限られます。
・動画はほぼ取れません
オールインワンにするカメラではありませんね。
【総括】
GRという哲学。20年以上にわたってデザイン、写りに対する訴求、操作性を統一しているコンパクトカメラとしてかなり稀有な存在。
自分の写真家人生でもGRの考え方にかなり影響されています。
写真はやはり「引き算」とういう考え方が私の写真論の中心にある中でGRの削ぎ落とされた機能美がとてもマッチします。
新機種を常に追い求めなくて良いところも(私は初代のAPS-C GRを使用)このカメラのすごい所だと思います。Leicaの哲学に近い唯一の国産カメラ。