2020年の「歴史的カメラ」4機種が発表「EOS-1D X Mark III」「D6」「EOS R5」「α7S III」

2020年の「歴史的カメラ」4機種が発表

一般財団法人日本カメラ財団が主催する「歴史的カメラ審査委員会」は12月15日、2020年の「歴史的カメラ」4機種を選定したと発表した。

なお、今回発表した4機種の選定機種リストは順位を表すものではなく、発売日順になっているとのこと。選定されたカメラに順位はないという。

今回の審査は、「歴史的カメラ審査委員会」として、委員長・森山眞弓氏(日本カメラ博物館 館長)、市川泰憲氏(写真技術研究家)、河田一規氏(カメラ評論家、写真家)、河野和典氏(カメラ評論家)、豊田堅二氏(カメラ評論家)、中村文夫氏(カメラ評論家)、萩原史郎氏(写真家)、山本晃氏(東京工芸大学名誉教授)の8名によって行われた(50音順)。

選定された4機種、および同委員会による説明は以下のとおり。

■「EOS-1D X Mark III」(キヤノン):有効約2010万画素、約35.9×23.9mm CMOSセンサー。CFexpress(Type B)×2に対応。3.2型の背面液晶モニターを装備。センサーに届く光を16点に分離させることで、偽色やモアレを抑制する「GD(Gaussian Distribution)ローパスフィルター」を備え、クイックリターンミラー駆動で毎秒16コマの高速連写が可能なデジタル一眼レフカメラ。

■「D6」(ニコン):有効2082万画素、約35.9×23.9mm CMOSセンサー。CFexpress(Type B)、XQDメモリーカードに対応。3.2型の背面液晶モニターを装備。全点クロスタイプの105点AFセンサーを備え、一眼レフカメラとして初めて瞳を優先したAFが可能。

■「EOS R5」(キヤノン):有効約4500万画素、約36×24mm CMOSセンサー。CFexpress(Type B)、SDメモリーカードに対応。電子ビューファインダー、3.2型背面液晶モニターを装備。光学手ぶれ補正機構内蔵レンズ使用で最高8段の手ぶれ補正機能、初の8K/30p動画撮影が可能なミラーレスカメラ。

■「α7S III」(ソニー):有効約1210万画素、約35.6×23.8mm CMOSセンサー。CFexpress(Type A)、SDメモリーカードに対応。電子ビューファインダー、3型背面液晶モニターを装備。CFexpress(Type A)を初めて採用し、SDメモリーカードにも対応するデュアルスロットを備えたミラーレスカメラ。

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