macOS Big Surで、Macの「ジャーン」という起動音が復活

macOS Big Surで、Macの「ジャーン」という起動音が復活

macOS Big Surでは、Macの電源を入れたときの「ジャーン」という起動音が復活していることが分かりました。2016年以来の復活となります。

macOS Big Surでは起動音が復活

世界開発者会議(WWDC 2020)で発表され、開発者にベータ1が提供されているmacOS Big Surでは、Macを起動してAppleロゴが表示される直前に鳴る起動音が復活しています。

システム環境設定の「サウンド」から、起動音のオンオフを設定することもできます。

Appleは、起動音の復活について発表していませんが、この音に懐かしさを感じる方は多いのではないでしょうか。

2016年に鳴らなくなって以来の復活

Macの起動音は、2016年のMacBook Pro以降のモデルで画面を開くと電源がオンになる構造が採用されたのと同時に鳴らなくなっていました。

その後、2016年に起動音を復活させるコマンドが発見され、Macファンを喜ばせましたが、macOSのアップデートによりコマンドが削除されてしまいました。

2020年2月に、「ターミナル」アプリで簡単なコマンドを追加することで起動音を復活させる方法が発見され、話題となりました。

ビートルズ「A Day in the Life」がルーツ

Macの起動音は、Appleにサウンドデザイナーとして勤務していたジム・リークス氏が、ビートルズの有名な楽曲「A Day in the Life」にヒントを得て作った、と語っています。

同氏は、iPhoneのシャッター音など、現在もApple製品で使われている多くのサウンドを制作した人物です。

リークス氏がMac起動音を作るヒントとなった音は、以下の動画の4分20秒あたりで聴くことができます。

The Beatles - A Day In The Life

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