EOS-1D X のAFエリアの選択について
EOS-1D X が従来から変化したうち、一番大きなものは秒12コマの連写速度かAF回りだと思うのだが、後者はかなり大幅に変わっていて、機能を使いこなすにはお勉強が必要だ(笑)。
EOS-1D X は従来の45点AFから “61点高密度レクティルAF” に変更、さらに測距エリア選択モードも狭い方から
・スポット1点AF(任意選択)
・1点AF(任意選択)
・領域拡大AF(任意選択)上下左右4点
・領域拡大AF(任意選択)周辺8点
・ゾーンAF(任意選択)
・61点自動選択AF
の6種類を選択することができる。
ワタシは自分の撮影スタイルでは61点自動選択AFはほとんど使うことがないと考えているが、中間と思える領域拡大AF(任意選択)周辺8点を使ってみた。本格的なスポーツ写真はまだ撮っていないのでなんともいえないが、ピントの善し悪しはともかく、測距エリアの移動がかなり面倒。AFフレーム選択ボタンを押した後にマルチコントローラーを真っ直ぐ押し込むと画面中央のAFフレームが選択できるし、マルチファンクションボタンに登録すれば、ボタン一押しで自分の好きなエリアにAFフレームを移動することができる。
これがなかなか快適で、購入してすぐに活用している。ワタシは右端にAFポイントが移動できるように設定したのだが、登録が1つしかできないので、左側にAFポイントをずらしたいときは手動で、キコキコとマルチコントローラーを押すしかなく、これがちょっと不便。
マルチファンクションボタン2は縦位置/横位置それぞれ2つと、絞り込みボタンもマルチファンクションボタン同様に設定を変更できるわけだから、いっそ2つ目のAFポイントをメモリーできるようにして欲しいものだ。
ゾーンAFに設定するとAFポイントの移動は操作数が少なくて済む。ただ、代わりにAFフレームが広がってしまう。AFフレームの選択は人により使い方が大きく分かれそうだ。
なお、マルチコントローラーは待望の縦位置用が設けられ、縦位置撮影時のAFポイント変更でのストレスがなくなったことは大きい。
また、マルチファンクションボタン2と絞り込みボタンが縦位置/横位置それぞれ2つ設けられ、見た目にはボタンだらけのカメラになってしまっているが、使ってみると意外に邪魔にならず使いやすい。
ただ、色々な設定を割り振れるので、機能をよく理解してカスタマイズすれば、個々人の撮影スタイルに合った便利なカメラになりそうである。
