[記事のタイトル]【徹底検証】EOS-1D X Mark III×Cobalt 325GBの限界に挑む
[執筆・モデル]執筆:中原一雄、モデル:Arly
[内容]
キヤノンEOS-1D X Mark IIIとProGrade DigitalのCFexpressカード「Cobalt 325GB」の組み合わせで、連写枚数や動画撮影について検証した記事です。
Cobalt 325GBカードで定量テストを実施
これまでチャレンジングな試みをからめたハードな使い方を通じて、実際の撮影テスト行ってきた。結果的に、Cobalt 325GBカードはEOS-1D X Mark IIIの撮影性能を十二分に引き出してくれたわけだが、ではこのカード、限界性能はどれほどのものなのだろうか。ここからは、Cobalt 325GBカードの実力を定量的な手法でテストしていった。テスト項目は[1]連写時の書き込み性能と、[2]発熱の2点だ。
はじめに“RAW+JPEGで連続撮影枚数1,000枚以上”という、公称スペックについて検証した。実撮影でもファインダーで100~200枚程度の連写であれば全く問題は感じられなかったが、果たして1,000枚以上の連写は本当に可能なのか、チェックしていった。
方法はいたってシンプル。次のようなカラーチャートとストップウォッチを被写体に、ファインダー撮影時の高速連写でカメラ側が止まるまでひたすら連写を続けるというものだ。被写体と光量条件を揃えて、記録データ容量が均一になるようにしている。カメラ側はEOS-1D X Mark IIIにEF 70-200mm F2.8L IS III USMを組み合わせて、設定をF2.8、1/1,000秒、ISO 3200、高速連写、ワンショットAF、RAW+JPEG(L、FINE)としている。
その結果、RAW+JPEGで連続撮影できた枚数は実に1万271枚。そう、325GBのカードがフルになるまで、コマ速が一切落ちることなく16コマ/秒の撮影ができてしまったのだ。連写が止まってからアクセスランプが消える時間も一瞬だった。1万271枚を撮りきるために要した時間は10分42秒。秒数にして642秒だ。1万271枚÷16コマ=641.93秒の計算でトータル時間が一致することから、計算上もコマ速は落ちていないことが証明できる。
Cobalt 325GBカードを使った場合、ファインダー撮影時の連写では制限が一切ないと考えて良さそうだ。
