「レストランで料理の写真撮るな」仏シェフたちの怒り!レストランで料理の写真を撮るのはマナー違反?

「レストランで料理の写真撮るな」、仏シェフたちの怒り

小粋なフレンチレストランで料理の写真を撮影すると、シェフが激怒してキッチンから飛び出してくるかも知れません──。

 ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)にアップするため、客がスマートフォンで料理の写真を撮ることに、ミシュランガイド(Michelin Guide)に名を連ねる店のシェフたちは、いい加減うんざりしているようだ。このような料理の写真を撮影してSNSに投稿する行為は「フード・ポルノ」と呼ばれている。

 フード・ブロガーはもとより、シェフの中にも無料の宣伝になるとして写真撮影を擁護する声も聞かれるが、最近では度が過ぎているという意見が多数派を占めている。

「何にでも時と場所というものがある」と苦言を呈するのは、仏北部の町、ラ・マドレーヌ・ス・モントルイユ(La Madelaine-sous-Montreuil)にあるラ・グルヌイエール(La Grenouillere)のシェフ、アレクサンドル・ゴーチエ(Alexandre Gauthier)氏。「私たちは客に安らげるひと時を提供しているのだ。そのためには携帯電話の電源を切ってもらう必要がある」

 店内での写真撮影を止めさせるため、同氏のレストランのメニューにはカメラにバツ印を重ねたイラストが描かれている。「ツイートされて、コメントが書き込まれ、それに返信して…そんなことをしている内に料理は冷めてしまう」

■「SNSは宣伝だ」

 仏南部の町フォンジョンクーズ(Fontjoncouse)にある三つ星レストラン、オーベルジュ ドゥ ビュ ピュイ(L'Auberge du Vieux Puits)のシェフ、ジル・グジョン(Gilles Goujon)氏も「アマチュア写真家」たちのマナーの悪さに憤慨している。同氏は、料理の写真は「(皿の上から)驚きを奪い、私の知的財産権を少しだけ侵している」とし、また「スマートフォンで撮影される写真の質がいいことなんてほとんどない。それは私たちの仕事を見せる最高のものではない」とコメントした。

 怒りをあらわしているのは、フランスのシェフたちだけではない。米国の有名店でも料理の撮影を禁止しているところがある。

 フランス人フード・ブロガーのステファン・リス(Stephane Riss)氏は、こうした反応を過剰だと語る。「シェフたちにとっては、話題になればなるほどいいはずだ。写真は宣伝にもなるし、売り上げアップにつながるはずだ」

 リス氏はまた、写真による厳しい批判を恐れているシェフもいるはずと指摘する。出来の悪い料理の写真が出回れば、もう否定しようがないからだ。「シェフたちは毎日、最高の料理を出さなければならない。1度の失敗でもネットにアップされれば取り返しがつかなくなる」

 他方、シェフの中にも「フード・ポルノ」を歓迎する声もある。パリ(Paris)のレストランのシェフ、ダビッド・トゥタン(David Toutain)氏は、ネットで話題になったことが自分のキャリアを助けたと述べ、「時代に合わせる必要がある。SNSは宣伝だ」とコメントした。

お店で料理の写真を撮ってもいいの?

レストランやカフェで食べ物や飲み物の写真を撮ること。これって日本だと当たり前の光景ではないでしょうか?

これってドイツ(世界)では当たり前ではないんです。

いや、当たり前ではなかったんです。 

2年前にドイツに来たときは、レストランで料理の写真を撮っているのは、ほぼ日本人だけでした。(+多少のアジア系)

気になったのでドイツ人に聞いたところ、

「そんな恥ずかしいことはできないわ」

「何それ意味わからない」

という否定的な意見がほとんど。

あるドイツ人の同僚は、日本人の同僚に頼まれたので、家族旅行中にレストランでパシャり。

家族から烈火のごとく怒られたそうです。「みっともない‼︎」と。

検索で「料理 写真 日本人」と入力すると、『日本だけ』という検索結果を多くみることができます。

これが昨年ぐらいから変わりつつあります。

最近になって、ヨーロッパ系の人たちがレストランで写真を撮っているところをちらほら見かけます。

レストランに行くと1人か2人ぐらいはいる印象。

多くが10代から30代の若い世代。インスタグラム等SNSの影響でしょうか?

たまに40代の人もいるかな。

この現象は、ドイツに限らないみたい。あるアメリカ在住の日本人の話では

「アメリカで食べ物の写真を撮るのは日本人だけ、もしくは一部の韓国人と台湾人だけだった。」

「それがここ最近になってアメリカ人が写真を撮る光景を見るようなった。」

というコメントもありました。

外国でも飯テロという言葉が流行ったりするのでしょうか?

『日本の常識、世界の非常識』というのはたくさんありますが、

『日本の常識が世界の常識になりつつある』貴重な現象だと思います。

写真を撮っている人がいたら、「それって実は日本人が始めたんだよ。」って言うと、話が弾むかも知れないですね。

*レストランで写真を撮ることを快く思わない人はまだたくさんいらっしゃいます。写真を撮るときは一言断って了解を得てからだとトラブルも無く安心ですね。

レストランで料理の写真を撮るのはマナー違反?

今朝はメールチェックもせずに病院へ行って来ました。

今日はお医者さんも驚くほど患者さんがいっぱいいたよう。

レントゲンを撮って問診するだけで2時間もかかりました。

レントゲンは異常なし。もう激しく動かなければ痛みもありません。

10月の膝痛の時にもらった湿布を使ってもいいと言われたので、薬は断って

コルセットだけもらって帰ってきました。

腰をかばおうとしているのか、背中と肩が異様に凝ってしまいましたよ。。。

そうそう、フランスのBeraさんに「印刷物」として送ってしまった「ことわざ小冊子」が

無事到着したそうです。ひと安心です!お土産ありがとうございます。

こちらも励みになります!絵本の制作もしなくちゃね。まずはストーリーを!

ロレーヌ地方の贈り物はまだ紹介しきれていないのだけど、またおいおい致しましょう。

今日は、昨日ネットを見ていて気になったニュースを。

→ Francetvinfo: Des chefs s'agacent de voir des clients prendre des photos de leurs plats

 「料理の写真を撮る客を見てイラだつシェフたち」

うむむ〜〜。

Kaoluluはグルメブロガーではないものの、ハシクレとして気になる内容です。

昨日の追加記事、ナンシーを上空から撮影してYouTubeにアップした高校生の問題と同様に、

どこまでが肖像権、どこまでが著作権なのか…判断するのはとても難しいです。

パ・ド・カレ県の La Grenouillère のシェフ Alexandre Gauthier氏。

彼のレストランでは、メニューに3年まえより「撮影禁止」のスタンプを押すようになりました。

カメラの使用を禁止することはできないけれど、遠慮してくれないかと、

お客に気づかせるのが目的。

オード県の L'Auberge du vieux puits のシェフ Gilles Goujon氏も、

客が料理の写真を撮るのを嫌っています。

2人ともミシュランの星付きのシェフ。

料理は芸術品。その写真が勝手にSNSなどにアップされるのは心外なのかもしれません。

だれかがコピーするかもしれないし…。

(でも実際には同じ料理は普通の人にはなかなか作れないと思うけど!)

→ Francetvinfo: Trois raisons d'arrêter de photographier vos plats au restaurant

 「レストランで料理の写真を撮るのを止める3つの理由」

という記事が、上のニュースページにリンクされています。

1. Ça énerve les chefs(シェフをいらだたせる)

2. Vous ne profitez pas de votre plat, ni du moment(客自身、料理もその時間も楽しめない)

3. Vous ne ferez jamais aussi bien que les pros(決してプロ並みの写真は撮れないだろう)

Kaoluluの場合は、写真を撮るか撮らないかの判断は、

お店の雰囲気と、一緒に食事する人たちの雰囲気ですね。

つまり重視しているのは「2」です。

食事会だとあまり写真を撮って来ないことに、このブログ読者もお気づきでしょう…。

「3」については、きっとシェフにとっては結構重要な問題なのかと。

写真の出来がすばらしければ構わないだろうけど、だからといって、

食事中に一眼レフを構えるのは、どう考えても非常識。

このイラストのタイトルは「ブログ男」。

2006年の段階では、日本ではまだSNSを利用する若者は少なかった…。

しかも、カメラを持っているといえば男性だったので、こんな絵になったのだけど、

いまなら、女性も男性もスマホを構え(どちらかがミラーレス一眼かも)、

シェフだけがイラっとした絵になるのではないかと思います。

そしてタイトルは「SNSカップル」とかね。

一番よい方法は、お店の人に一言断ることかと思います。

そして周りをよく注意しなくてはいけませんね。

星付きレストランなんて行ったら、

もう、舞い上がってそこらじゅう写真を撮りたくなってしまうけど!

そういう時は、SNSにはアップしないようにしましょう。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏