厳しい残暑の中、早くも稲刈り 台風被害乗り越え 栃木・大田原

厳しい残暑の中、早くも稲刈り 台風被害乗り越え 栃木・大田原

 厳しい残暑が続く中、良質米の産地として知られる栃木県大田原市滝岡地区の農業、関谷明政(せきやあきまさ)さん(39)方で29日、早くも稲刈りが始まった。

 関谷さん方は約30ヘクタールの水田を耕作する大規模農家。毎年JAなすの管内でいち早く田植えや稲刈りを始め、順次作業を進めている。朝から強い日差しが照りつけたこの日は、約2ヘクタールの田んぼで大型コンバインを使い、黄金色に実った稲穂を次々と刈り取っていった。

 昨年10月の台風19号では、近くの百村川が氾濫して育苗用ハウス3棟が倒壊し、自宅も浸水被害に遭った。父親の規一(きいち)さん(71)は「皆さんの支えで無事に稲刈りを迎えられた」と感謝。「梅雨明けが遅く日照不足で心配だったが、今月は高温で晴れた日が続き、生育が一気に進んだ」と目を細めた。

 稲刈りは9月末まで続く。

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