漫画『七つの大罪』次号マガジンで完結、7年半の歴史に幕 アニメ化もされた人気作

漫画『七つの大罪』次号マガジンで完結、7年半の歴史に幕 アニメ化もされた人気作

 テレビアニメ化もされた人気漫画『七つの大罪』(作:鈴木央)が、25日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)17号で完結することが、18日発売の同誌16号で発表された。予告ページで「ついに完結!!」とお知らせされ、7年半の歴史に幕を下ろす。

 2012年10月より同誌で連載がスタートした同作は、“人と人ならざる種族が分かたれていなかった古の時代”のブリタニアを舞台に、伝説の騎士団<七つの大罪>の団長で主人公・メリオダスとその仲間が、さまざまな強敵と戦う冒険ファンタジー。

 コミックスは現在第40巻まで刊行されており累計発行部数3300万部を突破する人気作品。人気声優・梶裕貴主演でテレビアニメは3度放送(第1期14年10月~16年9月※SP版含む、第2期18年1月~6月、第3期19年10月~放送中)、乃木坂46が主題歌を務めた劇場版も18年8月に公開された。ゲーム化や乃木坂46の梅澤美波がヒロイン役として出演した舞台も上演されている。

 同誌の25日発売号では、最終回を盛り上げるため、表紙&巻頭カラーを飾り大型企画も実施。登場キャラクターであるホークの等身大ぬいぐるみが当たる袋とじスクラッチくじやアニメ『七つの大罪』メインキャストからの完結記念コメントなどが用意されている。

 作者の鈴木氏は1996年に『週刊少年ジャンプ』で開始したゴルフ漫画『ライジングインパクト』で連載デビュー。その後、数々の作品を連載し、12年から『七つの大罪』を『週刊少年マガジン』で連載をスタートさせ、14年に放送されたテレビアニメが自身初の映像化作品となった。15年に『七つの大罪』で第39回講談社漫画賞・少年部門を受賞している。

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