Nikon D6の記録形式/記録方式
記録形式/記録方式 | |
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画質モード | ・NEF(RAW):12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮、非圧縮)、サイズL/M/S選択可能(サイズM/Sは12ビット、ロスレス圧縮に固定) ・JPEG:JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)サイズ優先または画質優先選択可能 ・NEF(RAW)+JPEG:RAWとJPEGの同時記録可能 |
ピクチャーコントロールシステム | オート、スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、Creative Picture Control(ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、ソンバー、ドラマ、サイレンス、ブリーチ、メランコリック、ピュア、デニム、トイ、セピア、ブルー、レッド、ピンク、チャコール、グラファイト、バイナリー、カーボン)、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能 |
記録媒体 | CFexpressカード(Type B)、XQDカード |
ダブルスロット | メモリーカードの順次記録、バックアップ記録、RAW+JPEG分割記録、JPEG+JPEG分割記録ならびにカード間コピー可能 |
対応規格 | DCF 2.0、Exif 2.31 |
Nikon D5の記録形式/記録方式
画質モード | ・RAW12ビット/14ビット(ロスレス圧縮、圧縮、非圧縮)、サイズL/M/S選択可能(サイズM/Sは12ビット、ロスレス圧縮に固定) ・TIFF(RGB) ・JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)サイズ優先または画質優先選択可能 ・RAWとJPEGの同時記録可能 |
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ピクチャーコントロールシステム | スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能 |
記録媒体 | XQDカード対応機種:XQDカード、CFカード対応機種:コンパクトフラッシュカード(Type I、UDMA7対応) |
ダブルスロット | メモリーカードの順次記録、同時記録、RAW+JPEG分割記録ならびにカード間コピー可能 |
対応規格 | DCF2.0、Exif2.3、PictBridge |
Nikon D6のシャッター
シャッター | |
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シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター |
シャッタースピード | 1/8000~30秒(ステップ幅:1/3、1/2、1ステップに変更可能、露出モードMでは900秒まで延長可能)、Bulb、Time、X250 |
フラッシュ同調シャッタースピード | X=1/250秒、1/250秒以下の低速シャッタースピードで同調 ・オートFPハイスピードシンクロ可能 |
Nikon D5のシャッター
シャッター | 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター(ミラーアップ撮影時) |
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シャッタースピード | ・1/8000~30秒(1/3、1/2、1ステップに変更可能)、Bulb、Time、X250 |
フラッシュ同調シャッタースピード | ・X=1/250秒、1/250秒以下の低速シャッタースピードで同調 |
Nikon D6のレリーズ機能
レリーズ機能 | |
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連続撮影速度 | ・低速連続撮影:約1~10コマ/秒 ・高速連続撮影:約10~14コマ/秒 ・静音撮影:約1~5コマ/秒 |
Nikon D5のレリーズ機能
レリーズ機能 | |
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連続撮影速度 | 低速連続撮影:約1~10コマ/秒 高速連続撮影:約10~12コマ/秒、約14コマ/秒(ミラーアップ) 静音連続撮影:約3コマ/秒 |
Nikon D6の露出制御
露出制御 | |
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露出補正 | 範囲:±5段(動画撮影時は±3段)、補正ステップ:1/3、1/2、1ステップに変更可能 |
オートブラケティング | AE・フラッシュブラケティング、AEブラケティング、フラッシュブラケティング、ホワイトバランスブラケティング、アクティブD-ライティングブラケティング |
ISO感度 | ISO 100~102400(ステップ幅:1/3、1/2、1ステップに変更可能)、ISO 100に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 50相当)の減感、ISO 102400に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段、3段、4段、5段(ISO 3280000相当)の増感、感度自動制御が可能 ・ISO感度は、推奨露光指数 |
多重露出 | 加算、加算平均、比較明合成、比較暗合成 |
Nikon D5の露出制御
露出補正 | 範囲:±5段、補正ステップ:1/3、1/2、1ステップに変更可能 |
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オートブラケティング | ・AE、フラッシュブラケティング時、撮影コマ数:2~9コマ、補正ステップ:1/3、2/3、1、2、3、ステップ(2、3ステップに設定した場合、撮影コマ数は最大5枚) ・ホワイトバランスブラケティング時、撮影コマ数:2~9コマ、補正ステップ:1~3ステップ ・アクティブD-ライティングブラケティング時、撮影コマ数:2~5コマ、撮影コマ数が2コマの場合のみアクティブD-ライティングの効果の度合いを選択可能 |
ISO感度 | ISO 100~102400(1/3、1/2、1ステップ)、ISO 100に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 50相当)の減感、ISO 102400に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段、3段、4段、5段(ISO 3280000相当)の増感、感度自動制御が可能 ・ISO感度は、推奨露光指数 |
多重露出 | 加算、加算平均、比較明合成、比較暗合成 |
Nikon D6のオートフォーカス
オートフォーカス | |
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方式 | ・ファインダー撮影時:TTL位相差検出方式:フォーカスポイント105点(全点クロスタイプセンサー、15点はF8対応)、マルチCAM37Kオートフォーカスセンサーモジュールで検出、AF微調節可能 ・ライブビュー撮影時:コントラストAF方式、全画面の任意の位置でAF可能(顔認識AFまたはターゲット追尾AFのときは、カメラが決めた位置でAF可能) |
検出範囲 | -4.5~+20 EV(ISO 100、常温20°C) |
レンズサーボ | ・オートフォーカス(AF):シングルAFサーボ(AF-S)、コンティニュアスAFサーボ(AF-C、ファインダー撮影時のみ、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行)、常時AFサーボ(AF-F、ライブビュー撮影時または動画撮影時のみ) ・マニュアルフォーカス(M):フォーカスエイド可能 |
フォーカスポイント | 105点(ファインダー撮影時、選択可能なフォーカスポイントを105点、27点、15点に変更可能) |
AFエリアモード | ・ファインダー撮影時:シングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード(9点、25点、49点、105点)、3D-トラッキング、グループエリアAFモード、グループエリアAFモード(C1)、グループエリアAFモード(C2)、オートエリアAFモード ・ライブビュー撮影時:顔認識AF、ワイドエリアAF、ノーマルエリアAF、ターゲット追尾AF |
Nikon D5のオートフォーカス
オートフォーカス | |
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方式 | TTL位相差検出方式:フォーカスポイント153点(選択可能55点)、クロスタイプセンサー99点(選択可能35点)、F8対応15点(選択可能9点) マルチCAM20Kオートフォーカスセンサーモジュールで検出、AF微調節可能 |
検出範囲 | -4~+20EV(ISO 100、常温(20℃)) |
レンズサーボ | ・オートフォーカス:シングルAFサーボ(AF-S)またはコンティニュアスAFサーボ(AF-C)、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行 ・マニュアルフォーカス(M):フォーカスエイド可能 |
フォーカスポイント | フォーカスポイント153点 ・AF55点設定時:55点のフォーカスポイントから選択可能 ・AF15点設定時:15点のフォーカスポイントから選択可能 |
AFエリアモード | シングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード(9点※、25点、72点、153点)、3D-トラッキング、グループエリアAFモード、オートエリアAFモード ※ダイナミックAF・9点は、ファームウェア[C:Ver.1.10]で搭載。 |
Nikon D6のホワイトバランス
ホワイトバランス | |
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ホワイトバランス | オート(3種)、自然光オート、晴天、曇天、晴天日陰、電球、蛍光灯(7種)、フラッシュ、色温度設定(2500K~10000K)、プリセットマニュアル(6件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)、すべて微調整可能 |
Nikon D5のホワイトバランス
ホワイトバランス | |
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ホワイトバランス | オート(3種)、晴天、曇天、晴天日陰、電球、蛍光灯(7種)、フラッシュ、、色温度設定(2500K~10000K)、プリセットマニュアル(6件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)いずれも微調整可能 |
Nikon D6の動画機能
動画機能 | |
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最長記録時間 | 29分59秒 |
ファイル形式 | MOV、MP4 |
映像圧縮方式 | H.264/MPEG-4 AVC |
音声記録方式 | リニアPCM(動画記録ファイル形式がMOVの場合)、AAC(動画記録ファイル形式がMP4の場合) |
録音装置 | 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能、アッテネーター機能 |
感度 | ・露出モードM:ISO 100~102400(ステップ幅:1/3、1/2、1ステップに変更可能)、ISO 102400に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段、3段、4段、5段(ISO 3280000相当)の増感、感度自動制御(ISO 100~Hi 5)が可能、制御上限感度が設定可能 ・露出モードP、S、A:感度自動制御(ISO 100~Hi 5)、制御上限感度が設定可能 ・ISO感度は、推奨露光指数 |
その他の機能 | タイムラプス動画、電子手ブレ補正、タイムコード |
アクティブD-ライティング | より強め、強め、標準、弱め、しない |
Nikon D5の動画機能
ファイル形式 | MOV |
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映像圧縮方式 | H.264/MPEG-4 AVC |
音声記録方式 | リニアPCM |
録音装置 | 内蔵ステレオマイク、外部マイク使用可能、マイク感度設定可能 |
感度 | ・露出モードM:ISO 100~102400(1/3、1/2、1ステップ)、ISO 102400に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段、3段、4段、5段(ISO 3280000相当)の増感、感度自動制御(ISO 100~Hi 5)が可能、制御上限感度が設定可能 ・露出モードP、S、A:感度自動制御(ISO 100~Hi 5)、制御上限感度が設定可能 |
その他の機能 | インデックスマーク、微速度撮影 |
Nikon D6のインターフェース
インターフェース | |
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USB | Type-C端子(SuperSpeed USB)(標準装備されたUSBポートへの接続を推奨) |
10ピンターミナル | あり(別売リモートコード MC-30A/MC-36Aなど使用可能) |
拡張端子 | WT-6用 |
Nikon D5のインターフェース
インターフェース | |
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USB | SuperSpeed USB(USB 3.0 Micro-B端子)(標準装備されたUSBポートへの接続を推奨) |
10ピンターミナル | ・リモートコントロール:10ピンターミナルに接続 ・GPS:GPSユニットGP-1A(販売終了品)を10ピンターミナルに接続 ・ワイヤレスリモートコントローラーWR-R10(WR用変換アダプターWR-A10が必要)/WR-1 |
拡張端子 | WT-6、WT-5用 |
Nikon D6のWi-Fi(無線LAN)、Bluetooth
Wi-Fi(無線LAN) | |
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方式/規格 | ・準拠規格:IEEE802.11b/g/n/a/ac ・周波数範囲(中心周波数):2412~2472 MHz(13ch)、5180~5700 MHz ・出力(EIRP): 6.8 dBm(2.4 GHz) 9.3 dBm(5 GHz) ・認証方式:オープンシステム、WPA2-PSK 通信距離(見通し) 約10m ※ ※電波干渉がない場合。通信距離は遮蔽物や電波状態などにより影響されます。 |
Bluetooth | |
通信方式 | Bluetooth標準規格 Ver.4.2 |
Nikon D5のWi-Fi(無線LAN)、Bluetooth:なし
Nikon D6の電池寿命
電池寿命 | |
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撮影可能コマ数 | ・撮影可能コマ数(1コマ撮影モード):約3580コマ(CIPA規格準拠) ・撮影可能コマ数(連続撮影モード):約8670コマ(当社試験条件) ・動画撮影可能時間:約105分(CIPA規格による実撮影電池寿命) |
Nikon D5の電池寿命
電池寿命 | |
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撮影可能コマ数 | 約3780コマ(カメラ本体でLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL18b使用時)CIPA規格準拠 |
Nikon D6の寸法・質量
寸法・質量 | |
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寸法(幅×高さ×奥行き) | 約160×163×92mm |
質量 | 約1450g(バッテリーおよびCFexpressカード2枚を含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約1270g(本体のみ) |
Nikon D5の寸法・質量
寸法・質量 | |
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寸法(幅×高さ×奥行き) | 約160×158.5×92mm |
質量 | ・XQDカード対応機種:約1405g(バッテリーおよびXQDカード2枚を含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約1235g(本体のみ) ・CFカード対応機種:約1415g(バッテリーおよびCFカード2枚を含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約1240g(本体のみ) |
Nikon D6の内蔵位置情報機能
内蔵位置情報機能 | |
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受信周波数/測地系 | 対応衛星:GPS衛星(アメリカ)、GLONASS衛星(ロシア)、準天頂衛星みちびき(日本) 取得情報:緯度、経度、標高、UTC(協定世界時) 時刻合わせ:位置情報機能で取得した日時情報でカメラの日時合わせ可能 ログ:NMEAフォーマット準拠 ログ取得間隔:15、30秒、1、2、5分 ログ取得時間:6、12、24時間 ログの消去:可能 |
全点、クロスセンサーで選択可能な高密度105点AFシステム【NEW】
105点のフォーカスポイントはすべてクロスセンサーで、全点が選択可能。構図をずらすことなく、被写体のピントを合わせたい部分にAFでピント合わせができます。しかも、ひとつひとつのフォーカスポイントを縦横3列ずつのトリプルセンサー配列とし、AFエリアをD5比約1.6倍の高密度でカバー。小さな被写体もより確実に捉えることができます。
さらに高度な動体へのAF追従を実現する新開発AF専用エンジン【NEW】
複数の処理をシーケンス制御マイコンと並行して実行し、演算処理、制御の総合的な高速化を実現するAF専用エンジンをさらにパワーアップしました。これにより、約14コマ/秒※の高速連続撮影時にも全点同時測距を実行。得られたD5比約1.6倍のデフォーカス情報によって、捉えた主要被写体をその周辺から識別し、安定してピントを合わせ続けます。特にAFロックオンで「横切りへの反応」の強度を上げた際に、目的の位置に一段とピントを合わせ続けやすくなりました。
※ 連続撮影速度は使用レンズ、絞り値等により変わります。
撮影状況に応じて多彩に使い分けられる格段に充実したグループエリアAFのカスタム設定
テニスのスマッシュやバレーボールのスパイクの瞬間、あるいは短・長距離走のゴールシーンなどを特定の構図で撮りたいと考えるフォトグラファーにとって、D5のグループエリアAF(HL:横一列)と(VL:縦一列)はたいへん有効でした。D6はこのグループエリアAFのAFエリア形状のバリエーションを17に増大。構図やフレーム内の障害物などに応じた使い分けが可能です。AFエリア形状は2つまで、カスタムメニューでグループエリアAF(C1/C2)に登録しておくこともできます。
撮影状況に応じて追従特性をカスタマイズできる「AFロックオン」
「AFロックオン」※の効き方を、「横切りへの反応」と「被写体の動き」の2つのパラメーターで設定できます。「横切りへの反応」は、カメラ前を横切る被写体への反応を[敏感](横切り被写体に素早く反応してピントが合いやすく、横切り被写体通過後は素早くもとの被写体にピントが合う)~[鈍感](横切る被写体があっても、もとの被写体からピントが外れにくい)で設定可能。「被写体の動き」は、追従したい被写体のカメラに向かって来る動きの特徴を[ランダム](動きの速度が急激に変わる)~[スムーズ](緩やかな速度変化で動く)で設定できます。D6では、D5と同じ設定でも狙った被写体からピントが一段と外れにくくなっており、ラグビーやサッカーなどで、次々入れ替わるゲームの主導権を握る選手を撮りたいときや、陸上のトラック競技などで特定の選手を高倍率まで追い続けたいときなど、撮影者の狙いやスキルに合わせて設定できます。
※ AFモードがAF-Cのとき。
さらに高速化した有線LAN通信
D5で高い評価を受けてきた有線LANによる画像転送速度は、D6でさらに向上。信頼の1000BASE-T標準規格を用いながら、約15%もの転送速度向上を実現しており、一段と高い競争力を発揮します。