Canon EOS Rの天体撮影向けモデル「EOS Ra」降臨、空に向かってシューティング!

空に向かってシューティング! EOS Rの天体撮影向けモデル「EOS Ra」降臨

天体撮影にはミラーレスだね。

キヤノンは、天体撮影に特化したカスタマイズを施したフルサイズミラーレス一眼「EOS Ra」を2019年12月上旬より発売すると発表しました。

ベースとなるのは、EOS R。有効最大画素数約3030万画素、35mmフルサイズCMOS搭載というのはそのままですが、ローパスフィルターの特性を天体撮影向けにカスタマイズ。星雲などが放つ波長のひとつである「Ha線」の透過率を約40%向上させることにより、干潟星雲(M8)や三裂星雲(M20)、エータカリーナ星雲など赤みの強い星雲をより鮮やかに撮影することができるそうです。

また、撮影時の背面モニターの拡大倍率が10倍から30倍にアップ。これにより、撮影時のピント合わせがしやすくなります。もちろん、撮影後のチェックもよりシビアにできますよ。

そのほかの性能は、EOS Rと同様。常用ISO感度が40000と高感度に強く、取り回しのよいボディで、もともと星空の撮影には向いている機種でしたが、EOS Raはさらに特化したモデルとなっています。

なお、普通の撮影に使うとやや赤みが強くなってしまうようなので、天体専用と考えたほうがいいかも。

価格はオープンですが、予想実勢価格は29万8000円ほどとなっております。これから星がきれいに見えるシーズン。防寒対策をしっかりして、EOS Raをかついで撮影に出かけましょう。

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