「ミルキーベリー」まるで完熟した… 栃木県が開発、知事絶賛の白いイチゴ

まるで完熟した… 栃木県が開発、知事絶賛の白いイチゴ

 県が初めて開発した白いイチゴの名称が、「ミルキーベリー」に決まった。28日、宇都宮市で開かれた「『いちご王国』プロモーション推進委員会」で発表された。12月下旬から県内の農産物直売所や観光イチゴ園で販売される。

 文字通りミルクのように白く、まろやかな食感と甘さがウリ。会合後、福田富一知事は「イチゴのようでイチゴでない味。まるで完熟したキウイフルーツ」と絶賛していた。

 県農業試験場いちご研究所(栃木市)が開発し、2018年1月に「栃木iW1号」として品種登録を申請。県の代表品種「とちおとめ」と比べて、1本の苗からの収量が多いという。

 県経済流通課は「特別なときに特別な人に贈る特別なイチゴとして売り出したい」と意気込む。大粒で甘い県開発の「スカイベリー」とセットで販売し、縁起の良い「紅白」の贈答品としてお歳暮やバレンタインの商戦に参入する。今季の出荷量はわずか0・45トンだが、5年後には300トンへの増産を目指すという。

 この日は県が開発した別の新品種「栃木i37号」が東京に向けて初出荷され、名称の募集が始まった。(池田拓哉)

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