iPhone 6/6s→iPhone 11への買い替えで生じる11の変化点

iPhone 6/6s→iPhone 11への買い替えで生じる11の変化点

 iPhone 11の3モデルが今週20日に発売される。なかでもiPhone 11は、上位機譲りのパフォーマンス、強化されたカメラ、選べる6色のカラバリ、しかも安くなった、と魅力多数で、どうしても最高レベルの端末が欲しいという人以外には“買い”のモデルと言える。

 また、iPhoneはOSアップデートを含めたサポートが充実していることから、長く使っている人も多いだろうが、iPhone 6/6sあたりのユーザーは、そろそろ買い替えが視野に入っているはず。特にiPhone 6は、まもなくリリースのiOS 13でサポートされない点も大きい。

 そこで本記事では、iPhone 6/6sユーザーがiPhone 11に乗り替える際、どういう変化が起きるのかを今回紹介していく。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その1】

圧倒的なパフォーマンス向上

 スムーズな動作が魅力のiPhoneと言えども、iPhone 6/6s世代のCPU(A8、A9)では、最近のiOSやアプリの動作が厳しくなってきたのは確か。特に3Dを活用したゲームにおいては、性能面での不足は否めない。

 iPhone 11にはiPhone 11 Proと共通の、現行スマートフォン最高レベルの「A13 Bionic」を搭載。普段の操作はもちろん、最新ゲームも快適に動作する。4K/60フレームの動画が撮影できる点なども最新CPUを搭載しているからこそだ。動作速度面で不満があるようなら、買い替えを考えるべき頃合いだろう。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その2】

ディスプレーの大幅な大型化

 iPhone 11は6.1型液晶ということで、iPhone 6/6sの4.7型液晶よりも当然ディスプレーが大幅に大きくなっている。動画やゲームを大画面で楽しめるのはもちろん、普段のアプリでも表示できる情報が増加する。

 もちろん後述するように、本体サイズも大きくなっているのだが、上下部分を含めて、額縁が細くなっており、画面サイズの拡大ほどには本体サイズは大きくなっていない。ちなみに縦/横ともに5.5型液晶のiPhone 6/6s Plusよりは小さい。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その3】

カメラ性能の大幅な強化 超広角での撮影が可能!

 ここ数年の間に、スマホに搭載されているカメラの性能、性質は大きく変化した。iPhone 6/6s世代では正直“ケータイのカメラ”という枠内のものだったが、今や一般的なコンパクトデジカメを上回るレベルに至っている。

 iPhone 11で注目なのが、120度の画角で撮影できる「超広角カメラ」を搭載したこと。旅先の風景や建物などを撮るのに特に便利なので、旅好きの人にはぜひチェックしてほしい。暗い場所での強さや、光学式手ぶれ補正が搭載されているのも大きい(iPhone 6/6s Plusには搭載)。またインカメラについても、iPhone 6の1.2メガ、iPhone 6sの5メガに対し、iPhone 11は12メガ。自撮り重視という人も注目だ。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その4】

Face IDでサックリ&安全にロック解除

 iPhone Xで初採用された、顔認証システム「Face ID」がiPhone 11にも搭載。前面上部のディスプレーが欠けた部分(ノッチと呼ばれる)に搭載されたTrueDepthカメラで、ユーザーの顔を3Dで判別して、確実かつ安全に認証してくれる。iPhone 6/6sのTouch IDももちろん便利だったが、慣れればよりスムーズに感じるはず。

 Face IDの弱点としては、日本の冬の恒例である、大きなマスクを着けた状態などでは認識しにくいという部分だが、iPhone 11世代のFace IDではより改善が進められたことがアピールされている。実際に使ってどうかは実機で後ほど試す予定だ。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その5】

ホームボタンが無くなったので操作系は異なる

 同じくiPhone Xからの変化として、フルディスプレー化のためにホームボタンが無くなっている。それにともない操作系も変更が加わっている。詳しい操作は別記事をチェックしてほしいが(「スリープ解除から強制再起動まで! ホームボタン無しiPhone XSの基本操作」)、慣れさえすれば大きな問題にならないはず。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その6】

防水・防塵に対応し、雨の日の不安が無い

 iPhoneが防水・防塵に対応したのはiPhone 7から。iPhone 11でも同じく防水・防塵対応で、しかも上位機と同じく30分の水没にも耐えるIP68仕様となった。多少の水濡れなどには案外大丈夫だった旧モデルのiPhoneだが、ゲリラ豪雨に遭遇した場合でも心配する必要がなくなったのはうれしい。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その7】

FeliCaの搭載で自動改札機をiPhoneで通過できる

 iPhoneにFeliCaチップが搭載されたのもやはりiPhone 7からだが、iPhone 11でも継続。Apple Payという機能でキャッシュレス決済が利用できる。たとえばSuicaアプリを使って、鉄道の自動改札機にiPhoneをタッチして通ったり、コンビニで買い物などが可能だ。

 最近はスマホの画面にバーコードやQRコードを表示させるタイプの決済も話題だが、端末をタッチさせる非接触IC決済は、より手軽でレジでももたつかずに済む。また、10月からは消費税増税に対応したポイント還元なども実施される。iPhoneを使ったキャッシュレス決済を始めるいい機会ではないだろうか。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その8】

ワイヤレス充電、高速充電対応

 Qi準拠のワイヤレス充電に対応しており、充電パッドに端末を乗せるだけでケーブルレスでの充電が可能。また、急速充電もサポート。iPhone 11では別途ACアダプターとケーブルが必要だが(iPhone 11 Proには付属)、30分で約50%までチャージできる。寝る前に充電をし損ねてしまっても、朝起きて、家を出るまでの時間にそこそこ使える状態にまで回復できるわけだ。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その9】

イヤフォン端子は無い Bluetooth接続にする!?

 基本的にはマイナス要素だろうが、現在のiPhoneにはイヤフォン端子は省略されている。製品にはLightning端子に接続する「EarPods」が付属しているが、どうしても一般的な3.5mm端子のイヤフォンが使いたい場合は、別途変換アダプタを購入する必要がある(純正品で税抜1000円)。

 ただし、最近ではアップルのAirPodsを始め、ワイヤレスのBluetoothイヤフォンが多数市場に存在する。ケーブルとともに煩わしさが無くなるので、ついでに買い替えるのも1つの手だ。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その10】

本体サイズは巨大化 重量も200g弱

 下のスペック表からもわかるが、iPhone 6/6sの横幅は67.1mmなのに対し、iPhone 11は75.7mm。買い替えによって、巨大になったという感覚は当然生じるだろう。なお、iPhone 11 Proであれば71.4mm(iPhone 11 Pro Maxは77.8mm)。上位機ゆえに価格は高くなるが、サイズを重視するなら、その選択も視野に入れたい。

 サイズとともに気になるのは重量。特にiPhone 6は3D Touchが搭載されていないこともあり、129gとかなり軽い。一方iPhone 11は194g。iPhone 11 Proはバッテリー容量が増えていることもあり、188gとやっぱり重い。スマホの使い勝手に重量も大きなポイントだが、これについては、当人が実際に使ってみないとなんとも判断ができない。実機で試してみてほしい。

【iPhone 6/6s→iPhone 11にすると変わること その11】

カラバリの選択肢が6つから選べる! 悩む!

 最後に結構重要な要素がこれ。iPhone 11のカラバリはブラック、グリーン、イエロー、パープル、PRODUCT RED、ホワイトと6色。シンプルな白と黒に、ポップなイエロー、鮮やかな赤のPRODUCT RED、そして新色のグリーン/パープルと選択肢が豊富。「とりあえず新色か、白か黒か」という時代と異なる、うれしい悩みが発生する。

【おまけ】

iPhone 11ではなく、iPhone XRやiPhone 8もありなのでは?

 ここまで紹介してきた新機能や変化の多くは、継続販売される1年前のモデルのiPhone XR、2年前のiPhone 8にも含まれている。特にiPhone 8は厚み以外のサイズは、ほぼiPhone 6/6sと同じなので気になるという人も多いだろう。

 まず、iPhone XRはCPUが1世代古いのと、カメラがシングルなのを除くと、iPhone 11とはサイズを含めて、共通点はかなり多い。ただし、Apple Storeでの価格差は1万円。これならiPhone 11の方が正直魅力的ではあるが、ショップによってはiPhone XRをよりオトクな形で売る例が出てくるかもしれない。そういう場合は狙い目となる。

 iPhone 8については、2世代前のCPUになるので、もう少し古さが見える。ただし、FeliCa、防水・防水、ワイヤレス充電などの機能はあり、ホームボタン中心の操作性もそのままだ。

 ただ若干気になるのが、iPhone 8をベースにしたリフレッシュモデルの来春登場のウワサ(iPhone 8s? 報道ではiPhone SE2と呼ばれることも)。iPhone 8の人気を考えると、あながち単なるウワサと片付けられないかもしれないので悩ましい。

 最近のiPhone新製品としては比較的お手頃と言われているiPhone 11だが、それでも8~10万円強と高額の買い物であることには違いない。自分に合うのか、必要なのかどうかをしっかり確認して、後悔のない選択をしてほしい。

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