5G未対応の新型iPhoneアイフォーン11、アップルは中国市場で取り残される恐れも

5G未対応の新型iPhone、アップルは中国市場で取り残される恐れも

米アップルは新型「iPhone(アイフォーン)」で第5世代(5G)通信規格への対応を見送ったことで、中国で数年来の規模と見込まれる買い換え需要を取り逃す可能性がある。

アップルは中国携帯電話市場で唯一5位内に入る国外メーカーで、華為技術(ファーウェイ)やオッポ(OPPO)、小米といった国内企業との競争で苦戦している。アイフォーンの最新機種「11」が5Gに未対応であることは差し迫った問題にはならないが、アナリストが予測しているように2020年半ばに中国の携帯電話市場が急速に5G需要に対応し始めれば、アップルは打撃を被る恐れがある。

カナリスのアナリスト、チア・モー氏(上海在勤)は、来年下期にかけてアップルが中国での地位を保つのは「極めて困難」だろうと述べ、「5G未対応といったハードウエア面でのデメリットを相殺できるような技術的なイノベーションを、アイフォーン11が提供できるのかどうか、まだ分からない」と続けた。

中国は5G時代のリーダーを目指して準備を急いでおり、国有の携帯電話事業者は国内のインフラ整備に巨額の資金を投じる意向を表明している。

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