「dynabook G8」はモバイルに必要な要素と性能を兼ね備えた13.3型ノートPCだ
Dynabookのモバイルノートパソコン「dynabook G8」(ウェブ直販サイト「Dynabook Direct」限定モデルはdynabook GZ83/J)は軽量・薄さ・堅牢性を有したボディーに加え、Core i7-8550U(4コア/8スレッド)、インテル UHD グラフィックス 620、8GBメモリー(DDR4-2400)、512GB SSD(PCIe対応)を搭載している。仕事でも自宅でも快適に使えるのが本製品の特長だ。
■dynabook G8のポイント
・一般的な作業は快適にこなせるパフォーマンス
・ライトな3Dゲームは設定次第でプレー可能
・仕事と生活で重宝するモバイルノートパソコン
一般的な作業などに最適なパフォーマンス
まずは「PCMark 10」を使って、dynabook G8の総合的なパフォーマンスをチェックしてみた。実際に試した結果、総合スコアは3476、基本性能を示す「Essential」は6812、ビジネスアプリの性能を示す「Productivity」は5970、コンテンツ制作における性能を示す「Digital Content Creation」は2804となった。Office文書作成などの一般的な作業や、軽めの写真・動画編集などのクリエイティブな作業は快適にできそうだ。
続いて、CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出するソフトし、CPUの性能を計測してくれる「CINEBENCH R20」をチェック。実際に試してみたところ、CPUのスコアは1143pts、CPU(Single Core)は389ptsとなった。モバイル向けのハイエンドCPUのCore i7-9750Hなどと比べるとスコアは劣ってしまうが、それでも4コア/8スレッドはあり、一般的な作業などの用途で十分発揮できるパワーを秘めている。
今度は、「CrystalDiskMark」を用いてストレージの速度をチェックしてみた。PCIe接続に対応しているため、512GB SSDのシーケンシャルリードは1626.3MB/秒という素早い速度を記録。OSの起動やアプリケーションの立ち上がりなどが速いため、「ふん、ふふーん♪」と思わず鼻歌を歌いたくなるほどの快適さが望める。
つぎにdynabook G8の3D性能をチェックすべく、「3DMark」で検証してみた。「Time Spy」は383、「Sky Diver」は3977、「Fire Strike」は968となった。CPU内蔵GPUを採用しているため、さすがに重めのゲームをプレーするのは厳しいが、Sky Diverはそこそこのスコアなので、負荷が軽いタイトルやブラウザーゲームなどはプレーできると思われる。
ライトな3Dゲームは設定次第でプレー可能
最後に、dynabook G8でゲームが遊べるのかどうかを検証すべく、「ドラゴンクエストX ベンチマーク(以下、ドラゴンクエストX)」と「FINAL FANTASY XIV 漆黒のヴィランズ(以下、FF XIV)」ベンチマークを実施してみた。
まずはドラゴンクエストXから。解像度は「1920×1080ドット」、画面は「フルスクリーン」に設定し、「最高品質」「標準品質」「低品質」3種類のグラフィックス設定でチェックしてみた。結果、最高品質のスコアは3480(普通)、標準品質は4417(普通)、低品質は5304(快適)となった。
ドラゴンクエストXよりも高負荷であるFFXIVベンチをチェックしてみたところ、「高品質(ノートPC)」のスコアは1148、「標準画質(ノートPC)」は1547となり、どちらも「設定変更が必要」という結果に。軽いドラゴンクエストXのようなゲームであれば問題なくプレーできるが、それよりも少し負荷が重いFFXIVくらいになってくると、フルHDで遊ぶのは厳しいだろう。とはいえ、解像度を落として遊べるかどうかをチェックしてもよさそうだ。
仕事と生活を快適にする、理想のモバイルノートパソコン
dynabook G8は、モバイルに必要な要素をしっかりと備えているノートパソコンだ。加えて、仕事や生活における作業を快適にする性能がしっかりあるのもポイント。もし新しいモバイルノートパソコンがほしいと思っている人は、持ち運びしやすくて使いやすいdynabook G8を検討してみてはいかがだろうか。
Room dynabookID会員(無料)なら、直販価格16万704円から!
Dynabook製ノート共通の注目ポイントとして紹介しておきたいのが、その価格。「dynabook GZ83/J」(512GB SSD搭載/Officeなし)の場合、Dynabook Directの直販価格は20万6280円からなのだが、Room dynabookID会員価格は16万704円(8月8日現在)からとなっている。1TB SSD、Office付きモデルを選択した場合も20万664円(8月8日現在)から購入可能だ。