『ゴジラ vs キングコング』は「第一級の作品をお届けする」ワーナー社長、公開繰り下げの可能性も示唆

『ゴジラ vs キングコング』は「第一級の作品をお届けする」 ─ ワーナー社長、公開繰り下げの可能性も示唆

米ワーナー・ブラザース、レジェンダリー・ピクチャーズの放つ「モンスターバース」は、第4作となる『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs Kong.)』でひとつの集大成を迎える。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が多数のファンに絶賛をもって迎えられているなか、ワーナーのトビー・エメリック社長が次回作について“予告”した。

2019年6月8日(現地時間)、トビー会長は米ロサンゼルスにて開催されたProduced By Conferenceに登場。米Deadlineによれば、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の米国興収が海外興収ほどの勢いを示さなかったことに関連して、『ゴジラ vs キングコング』は「楽しみにしてくださっているファンの方々のためにお届けします」との方針を語ったという。「年の後半に公開するかもしれませんが、第一級(A+)の映画をお届けできますよ」。

『ゴジラ vs キングコング』は2019年4月20日(米国時間)に本撮影を終了しており、ポストプロダクション(編集やCGなどの仕上げ作業)に進んでいる模様。本作は2020年3月13日に米国公開予定と告知されているが、トビー会長の「年の後半に公開するかもしれません」との言葉から察するに、公開時期は2020年後半に繰り下げられる可能性もありそうだ。

ともあれ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が支持されている主な理由は、マイケル・ドハティ監督をはじめとする作り手の怪獣に対する愛情が映画全編で妥協なく表現されたところにある。時間をかけた映像の作り込み、細部へのこだわりが『ゴジラ vs キングコング』でも炸裂することを期待したい。

『ゴジラ vs キングコング』は、『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)のアダム・ウィンガードが監督を担当。脚本は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のマイケル・ドハティ&ザック・シールズが執筆した。

出演者は『ターザン:REBORN』(2016)アレクサンダー・スカルスガルド、『アイアンマン3』(2013)レベッカ・ホール、「アトランタ」(2016-)ブライアン・タイリー・ヘンリー、日本人俳優の小栗旬、『ベイビー・ドライバー』(2017)エイザ・ゴンザレス、「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)ジェシカ・ヘンウィック、『デッドプール2』(2018)ジュリアン・デニソン、『ヘイトフル・エイト』(2015)『死霊館のシスター』(2018)デミアン・ビチルほか。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』からはミリー・ボビー・ブラウン&カイル・チャンドラー、チャン・ツィイーが続投予定。

映画『ゴジラ vs キングコング(邦題未定、原題:Godzilla vs. Kong)』は2020年3月13日に米国公開予定。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は2019年5月31日(金)より全国東宝系にて公開中。

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