iPad mini 5（仮）、マイク位置以外は4と同デザイン？専用ケースとされるリーク写真が公開

3月25日（米現地時間）に行われるAppleスペシャルイベントで発表されるかもしれないiPad mini 5（仮）について、また新たな情報が伝えられています。

インドのモバイル情報ブログ91Mobilesは、iPad mini 5用と称するTPU製ケースの画像を公開しました。中央上部に配置されたマイク用の穴以外、前モデルのiPad mini 4とほとんど変わらないデザインであり、これまでの噂を裏付ける格好です。公開された写真は、下部に2つのスピーカーとLightningコネクタ、上部にヘッドフォンジャックと電源ボタン、右側面に音量調整ボタン、そしてシングルレンズのリアカメラという構成が窺えるもの。

昨年末、有名リーカーのOnleaks氏がiPad mini 5のCADデータを入手したとして、100％確実ではないと断った上で「背面のマイク位置以外はiPad mini 4と変化がなく、内部スペックのアップデートに留まる」とツイートしていました。アップル関連予測で定評あるアナリストMing-Chi Kuo氏がいう「アップグレードされたプロセッサと低コストのディスプレイ」（プロセッサ以外の変化は望み薄）との見方が、また信ぴょう性が高まったことになります。

とはいえ、一方ではiPad Proと同様に4つのスピーカー搭載を思わせるケース写真や、再設計されたアンテナライン付きモデルのリーク画像もありました。

さらにはiOS 12.2ベータからスマートキーボードとApple Pencil対応が推測されており、仮に見かけは変わらないとしても、使い勝手が大きく進化している可能性もあります。

こうしてアップルの新ハードへの期待が高まるなか、3月25日のイベントでは新サービスのみ発表され、iPad mini 5などは登場しないとの観測もあります。

米アップル関連情報サイトMacRumorsは、iPad mini 5はニュースリリースで発表が済まされる可能性もあるとしつつ、単なるスペックアップに過ぎない場合はそれが相応しいとコメントしています。どのような形であれ、7.9インチiPadファンに朗報がもたらされることを期待したいところです。