Everyone Can Createの日本語版、Apple Booksで提供開始
スケッチ、音楽、ビデオ、写真のための、新しい無料のプロジェクトガイドが生徒のクリエイティビティを解き放ちます
Appleは本日、Everyone Can Createの教材がApple Booksで日本語で利用できるようになったことを発表しました。授業でもそれ以外でも子供たちのクリエイティビティを解き放つために作られたEveryone Can Createは、iPadを使ってスケッチ、音楽、ビデオ、写真を通して自分のアイディアや思考を発展させたり、周りの人々に伝えるためのシリーズです。このたび新しく作られたプロジェクトガイドはすべて無料で提供され、スケッチ、音楽、ビデオ、写真を簡単に採り入れて、さまざまな授業や課題、教科を楽しく有意義なものにするための教育ツールです。Everyone Can Createは、生徒がワクワクして学び夢中になる他に類をみない学習プログラム、Everyone Can Codeに続くAppleの取り組みです。
これまで40年以上に渡り、Appleは教師のみなさんのかたわらで、教室で生徒のクリエイティビティを育てるためのサポートを続けてきました。Everyone Can Createのプロジェクトガイドは教育者とクリエイティブのプロのみなさんの協力を得て開発され、子供たちが自分を表現したり、教師のみなさんがさまざまな教科で創造的な学びを実現するために役立ちます。Apple Pencilに対応した9.7インチiPadと、GarageBand、iMovie、Clips、Swift Playgroundsなどの無料の内蔵アプリケーションがあれば、教師のみなさんは指先で自由に操れるパワフルなクリエイティブツールを手にすることができます。
「Appleのテクノロジーが、子供たち一人ひとりのクリエイティブな才能を解き放つための助けとなることを強く信じています。教師のみなさんとの密接な協力の下で生まれたEveryone Can Createは、クリエイティブな表現と芸術·美術の要素を授業にもたらし、クリエイティビティを通して生徒が学びに深く入り込み、最終的には人生において成功できるように手助けするものです」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ·シラーは述べています。
どんな教科にもクリエイティビティを
すべての人にスキルを、授業にアイディアを
Appleと教育
Appleは2016年に、生徒たちの可能性を拓き、将来の人材として備えるプログラミング学習のための包括的なプログラムであるEveryone Can Codeの提供を始めました。今日、Everyone Can Codeのカリキュラムは世界中の5,000を超える学校、コミュニティカレッジ、専門学校で採用されています。
Appleのクラスルームアプリケーションは、教師のみなさんがiPadとMacを授業の一部として活用するために作られています。無料アプリケーション、スクールワークでは、生徒向けに課題を作成して与えたり、それぞれの生徒の進捗状況を確認したり、さまざまなアプリケーションを授業に取り入れることができます。App Storeには今日、約200,000の教育アプリケーションが用意されています。さらに、管理対象Apple IDを使っている教職員と生徒のみなさんには200GB分のiCloudストレージが無料で提供されるので、自分のクリエイティブプロジェクトを安全に保管し、それを最新の状態に保ちながら、安全に、どのデバイスからもアクセスすることができます。
提供について
- 本日よりEveryone Can Createシリーズは英語版につづいて、世界に先駆け日本語版がApple Booksが提供されます。その他の言語バージョンは2018年末までに提供される予定です。Apple Books(ブック)はiOS 12で登場した新しいアプリケーションで、Everyone Can Createガイドを含む様々なブックを簡単に見つけて楽しめます。
- Appleの直営店でToday at Appleとして開催されている教師向けセッションでは、Everyone Can Createを教材として使用します。世界24か国で展開されるAppleの直営店505店舗では、プログラミング、アプリケーションのデザイン、ビデオおよび音楽制作、クリエイティブなビジュアルプレゼンテーションなどをテーマとする体験型の教師向けセッションが既に5,000回以上も開催されています。