マイクロソフトがWin 10向け「Officeポータル」アプリを発表。Insider向けに提供開始

マイクロソフトがWin 10向け「Officeポータル」アプリを発表。Insider向けに提供開始

Microsoftが、Officeユーザー向けのポータルアプリ「Office」の提供を、Windows Insider ProgramのFastリング加入者向けに開始しました。機能的にはタイトル画面のように、Officeアプリや作業中のファイルが並ぶ、まさにポータルとなる作り。既存のOffice 365に含まれる「My Office」を置き換える形になります。

Microsoftは2017年に、Officeユーザー向けのポータルサイトOffice.comを改修しましたが、それにより、多くのユーザーがOffice.comを起点に作業を行うようになったとのこと。この成功体験をネイティブアプリに持ち込むのが、この新Officeアプリの狙いのようです。現在は冒頭で紹介したようにInsider向けにのみ提供されていますが、まもなく一般ユーザー向けにも提供が開始されます。

その際はWindows Storeからダウンロード可能になり、Offie 365サブスクリプションユーザーのほか、Office 2019、Office 2016、Office Onlineユーザーが使用できるとのこと。加えて、2019年夏からはWindows 10端末にプリインストールされる予定です。

この新しいアプリで何ができるかというと、基本的には既存のMy Officeと同様に、Officeアプリを1か所から起動できるランチャー的役割が主となる様子。そのほか、ローカルやOneDriveなどのオンラインで作業したOfficeドキュメントにもアクセスが可能。

さらに企業ユースの場合には、ブランドロゴを表示するなどのカスタマイズも行えるとしています。

ともすればOffice.comの成功はWebブラウザから利用できる手軽さが主な要因ではないかと思えるのですが、Microsoftとしてはネイティブアプリでもこうした需要があると判断したことになります。

たしかに画面を見る限り、直近のOfficeドキュメントが一覧で確認できるのは便利なのかもしれません。

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