ASUSがモバイルディスプレイをバッテリー内蔵に。ケーブル1本でPCやスマホと接続
ASUS JAPANは、バッテリーを内蔵した15.6インチモバイルディスプレイ「MB16AP」を11月17日に発売します。 価格はオープンプライス。IPS液晶パネルを搭載し、USB Type-Cケーブル1本でパソコンやスマートフォンと接続できます。
「ZenScreen GO」の愛称を持つ本機最大の特徴は、7800mAhのバッテリーを内蔵したこと。電源がない環境でも最大4時間の駆動が可能としています。また15.6型とモバイルディスプレイとしては大画面ながらも厚さは8mmに抑えており、携帯性も確保しています。さらに本体側の端子はUSB Type-Cのみながら、USB Type-A端子を備えたPCとの接続にも対応します(USBタイプC-タイプAアダプタも付属します)。
これは「DisplayPort(DP)Alt Mode対応のホスト機器を繋げばDP入力で動作し、DP出力のないホスト機器であれば内蔵ビデオチップを使う」USBビデオチップ自動切り替え機能『ハイブリッドシグナルソリューション』によるもの。互換性問題の要因となりやすい「DP Alt Mode非対応のUSB Type-C」端子との接続でも、本体側のビデオチップで映像を映せます。
なお、PC側をUSBタイプA端子で接続した場合や、DP Alt Mode非対応のAndroidスマートフォンと接続した場合は、DisplayLinkアプリ(内蔵されたUSBビデオチップ用のアプリ)を使用する必要があります。
こうした仕組みは、本機のバッテリーなしモデルに相当する「MB16AC」から引き継がれたものです。
付属ケースはスタンドとしても機能し、縦置きと横置きの両方で使用できます。また、ディスプレイ本体の右下に穴が空いており、付属の「ZenScreenペン」をその穴に挿し込むことで、ケース無しで立たせることができるとしています。
なお、「ZenScreenペン」という名前までついている付属のペンですが、ASUSによると「ただのボールペン」とのことです。「MB16AP」の液晶ディスプレイは、ペン入力どころかタッチパネルも非対応という、表示に特化した仕様となっています。
ディスプレイパネルは15.6型ワイドサイズで、解像度はフルHD(1920×1080ドット)。また内蔵バッテリーへの急速充電規格としてQuick Charge 3.0をサポートします。
大きさは約359.7×226.4×8mm、重さは約0.85kgです。
電源の確保というモバイルワーク最大の課題に対して、「バッテリー内蔵」という提案で挑むASUSの「MB16AP」。最近のAndroidスマートフォンではGalaxyシリーズの「DeX」やHUAWEIの「PCモード」のように、ディスプレイにつなぐとパソコンのように使える機能を備えた機種が増えてきています。
4時間という駆動時間はまだ物足りないように思えるものの、ディスプレイが電源フリーになったことで、"エクストリームノマドワーク"への道が開けたのかもしれません。
