Apple Watch Series 4: 飛躍的に進歩した通信、フィットネス、健康機能を備えて新しい美しいデザインに
特長は美しい新しいディスプレイと心電図および転倒検出
Appleは本日、デザインと設計を一新して、ユーザーが常につながり、一段とアクティブな毎日を過ごし、パワフルな新しい方法で健康を管理する手助けをする Apple Watch Series 4を発表しました。一目でそれとわかるオリジナルのデザインを引き継ぎながら、第4世代のApple Watchはより洗練され、新しいハードウェアとソフトウェアの機能の強化を一体感のあるフォルムで包み込んでいます。美しいディスプレイはこれまでより30%以上大きくなり、より薄く、よりコンパクトなケースにシームレスに一体化する一方、新しいインターフェイスがこれまで以上に多くの情報をより豊かなディテールとともに提供します。watchOS 5を搭載するApple Watch Series 4は、先進的なアクティビティと通信機能とともに、革新的な健康機能を提供します。この機能には転倒を検出することができる新しい加速度計とジャイロスコープ、またFDA(米国食品医薬品局)によるデノボ(De Novo)分類済みの、新しいECGアプリケーション1を使って心電図を取ることができる電気心拍センサーも備えています。
「Apple Watchが人々の生活の大切な一部になっていることに感動しています。デザインを一新したApple Watch Series 4は、これまで通り通信とフィットネスのパートナーとして欠くことのできない存在であるだけでなく、転倒検出や、消費者に直に提供される史上初のECGアプリケーションといった革新的な機能が加わったことで、人々の健康をインテリジェントに見守ります」と、AppleのCOO(最高執行責任者)、ジェフ·ウィリアムズは述べています。
9月14日(金)から、Apple Watch Series 4 (GPSモデル) は世界26の国と地域で、Apple Watch Series 4 (GPS + Cellularモデル)は16の国と地域で注文の受付が始まります。両モデルとも、9月21日(金)から店頭での販売が始まります。
デザイン
Apple Watch Series 4は単なる進化にとどまりません。それはApple Watchのデザインと設計を基本から一新したものです。40mmと44mmの2つのサイズで提供されます。スピーカーの音はこれまでより50%大きく、電話での通話、Siri、トランシーバーに最適化されています。また、マイクは反響を低減し、より良い音質を実現するために再配置されました。カスタム64ビットデュアルコアプロセッサを持つ次世代のS4チップを搭載したデバイスは2倍のスピードを実現しながら、これまでと同じ一日中持続するバッテリー駆動時間2を維持しています。
Apple Watch Series 4の背面はゴージャスな黒のセラミックおよびサファイアクリスタルで構成されており、電波が簡単に前面から背面に通過できるようになっているため、携帯電話の通信機能の質も向上しています。新しくDigital Crownは触覚的な反応を備えるようになり、クリック感が加わることでよりメカニカルで感覚的な体験を提供します。
ユーザーインターフェイスは大きくなったディスプレイに最適化されており、アプリケーションのアイコンやフォントがより大きく、読みやすくなっています。またコンプリケーションは美しく改良され、より正確で多くの情報を表示できるようになりました。新しい文字盤は、際限なくカスタマイズ可能なインフォグラフ文字盤から、深呼吸のタイミングを知らせながらアニメーションが動く呼吸文字盤まで、Series 4ディスプレイの利点を最大限に活かしています。さらに、ヴェイパー、リキッドメタル、火と水を含む一連の動きのある文字盤は、ケースのカーブした縁にユニークに映えるデザインです。
健康
Apple Watch Series 4では、新しいECGアプリケーションを使って手首から直接心電図を取ることができます。これはDigital Crownと背面のクリスタルの中の新しい電気心拍センサーに内蔵された電極を利用して行ないます。このアプリケーションでは、ユーザーはDigital Crownに触れ、30秒後に心調律の分類を受け取ることができます。心臓が正常なパターンで鼓動しているか、あるいは重大な合併症につながる可能性のある心房細動 (AFib) の兆候があるかを分類することができます。すべての記録、それらに関連する分類、そして記録されたすべての症状はPDFでヘルスケアアプリケーションに保存され、医師と共有することができます。
watchOS 5では、Apple Watchは断続的にバックグラウンドで心臓の鼓動を分析し、心房細動を示唆する不規則な心臓の鼓動が検知3されると通知を送ります。また、心拍が特定の閾値を超えて上下するとユーザーに注意を呼びかけます。
転倒検出は、最大32Gの重力加速度を計測する次世代の加速度計とジャイロスコープに加え、転倒が発生した時に特定するカスタムアルゴリズムを利用しています。手首の軌跡と衝撃加速度を分析することで、Apple Watchはユーザーが転倒するとアラートを通知し、ユーザーは通知を閉じるか、それを利用して救急車を呼ぶこともできます。通知後60秒間動かない状態であるとApple Watchが検知したときは、自動的に救急車を呼び、同時に緊急時の連絡先に場所の情報がついたメッセージを送ります。
フィットネス
watchOS 5の搭載により、Apple Watchはこれまで以上に優れたフィットネスおよびワークアウトのパートナーとなります。アクティビティの競争に参加すると、ユーザーは他のApple Watchユーザーに挑戦することができ、ワークアウトの自動検出ではすでに動いた分のデータを開始時点に遡って加算し、ワークアウトを始めるようアラートを提供します。特化した新しいワークアウトの種類であるヨガとハイキングは、燃焼したアクティブカロリーと運動時間を正確に追跡します。ランナーの方々は、6時間に強化され、長くなったバッテリー駆動時間を利用して、屋外でのワークアウトを楽しんだり、屋内および屋外のランニング時のケイデンス(1分間当たりの歩数)計測値や、屋外ランニング時に指定した目標ペースに対して遅い速いをユーザーに伝えてくれるペース通知、そして直近の1マイルのペースを示す直近ラップタイムペースといったハイパフォーマンス機能を楽しむことができます。
いつもつながっている
世界中どこでもWi-Fiまたはセルラー4で時計同士でつながるまったく新しい通信方法であるトランシーバーを使うと、手首をタップするだけで友達とつながることができます。Siri文字盤はより予測的、先見的となり、お気に入りの他社製アプリケーションからのショートカットや実行可能なコンテンツを提供します。watchOS 5ではまた、Apple Watch上のApple Podcastsを使ってどこにいても好きなポッドキャストを聞くことができ、Siriを使ってカタログにあるどのポッドキャストでもストリーミングすることができます。Apple Watch Series 4では、さらに機能が向上したコンプリケーションが、連続的に血糖値のモニタリングができるDexcomや、タスクの毎日の進捗を表示するStreakといった便利な他社製アプリケーションをより詳細に表示します。
Apple Watchのラインナップ
Apple Watch Series 4 (GPSモデル) の販売価格は45,800円から、Apple Watch Series 4 (GPS + Cellularモデル)の販売価格は56,800円からで、ともにアップデートされたデザインと新しい健康機能を特長としています。Series 3も新しい販売価格の31,800円から提供され、よりお買い求めやすくなりました。シルバー、ゴールド、スペースグレイの酸化被膜アルミニウム仕上げとともに、Apple Watch Series 4には、これまでのシルバーとブラックのステンレススチールモデルに、新たに魅力的なゴールドステンレススチールとそれに合うミラネーゼバンドが加わりました。新しいバンドのコレクションは秋にデビューし、すべてのバンドは引き続きどの世代のApple Watchにも使うことができます。
Apple Watch Nike+はお客様に大人気で、新しいコレクションはデザインが一新されたNike文字盤とそれにマッチする新しいバンドカラー、ピュアプラチナム/ブラックのスポーツバンド、そして反射する糸を使ったサミットホワイトスポーツループが特長です。Apple Watch Hermèsにはエレガントなカラーブロックバンドのコレクションと、分針の通過とともに色が変わる専用の文字盤が新たに加わりました。