すぐできるスマホのバッテリー節約方法 北海道で携帯充電できる場所は?
9月6日に北海道胆振地方で発生した地震の影響で、道内全域で停電が起きた。北海道電力は「復旧時刻は未定」としているが、Twitterでは札幌市中央区や北区の一部地域では電気が復旧したという報告で相次いでいる(午後2時時点)。
停電時は携帯電話・スマートフォンの充電がなかなかできない。キャリアや携帯メーカーの公式サイトの情報を基に、今すぐできるスマートフォンのバッテリー節約方法を紹介したい。
●スマホの節電方法
画面の明るさを設定
スマートフォンの液晶画面は、ディスプレイが大きく高画質になるにつれバッテリー消費量も大きくなる。画面の明るさを落とし、スリープまでの時間を短くすることでバッテリー消費を抑えられる。
画面の明るさを変えるには、「設定」→「画面表示と明るさ」を選び、スライダーを左に動かして画面を暗くする(以下で示すのはiPhoneの例だが、Androidもほぼ同様)。スリープ時間の変更は、「画面表示と明るさ」→「自動ロック」で行える。
GPS、Bluetoothなど使わない通信はオフに
GPS(位置情報)やBluetoothなど、使っていない通信機能はオフに。常に設定をオンにしておくと、これらの機能を利用していない(意図的に通信していない)場合も通信動作をするため、バッテリーの消費が早くなる。
GPS機能は、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」で変更可能。Bluetoothのオン・オフは「設定」→「Bluetooth」からできる。
アプリのバックグラウンド通信をオフに
Gmailやスケジュールアプリなどは、メッセージの受信や情報の更新などの通信をバックグラウンドで行う場合がある。常に最新の情報を必要としない機能やアプリは、「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で一括もしくはアプリごとに設定のオン・オフができるようになる。
低電力モード、節電機能をオンに
最近のスマートフォンはバッテリーの消費電力を節約する機能を搭載している。iOS 9.0以降を搭載するiPhoneは「低電力モード」を備え、一部のAndroidスマートフォンではメーカー独自の節電機能が搭載されている。
これらの機能をオンにすることで、利用できる機能は絞られるが、その分バッテリー持ちの改善が可能に。
●スマホ充電できる場所は?
Twitterでは道内各市の公式アカウントがスマホ充電に関連する案内を投稿。室蘭市は、白蘭小学校、室ガス文化センター、子ども発達支援センター、市民会館、防災センター(東町消防本部)、サンライフ室蘭、みなと小、旭ヶ丘小で携帯電話・スマートフォンを充電できると呼びかけている(ケーブルは持参推奨)。
旭川市防災の公式アカウントによると、旭川市総合防災センター1階で携帯電話やスマートフォンが充電可能。
帯広市の公式アカウントは、「市役所で携帯電話の充電ができるといううわさがあるが、充電はできない」とし、「市役所も非常用の電源で最低限の設備に制限して運用している」と説明した。帯広市東3条南12丁目2番地のNTT東日本ビルでは各社の携帯電話が充電できるという(午後0時20分時点)。
札幌市広報部は、市役所本庁舎で17時まで充電サービスを提供する予定だったが、正午ごろに公式アカウントでサービスを終了すると投稿した。