大手芸能事務所「ジャニーズ事務所」の商標権侵害容疑「チケットキャンプ」運営会社書類送検 兵庫県警

ジャニーズ商標権侵害容疑 「チケットキャンプ」運営会社書類送検 兵庫県警

 チケット転売サイト「チケットキャンプ」の運営会社「フンザ」(東京都渋谷区)が大手芸能事務所「ジャニーズ事務所」の商標をインターネット上で不正に使用したとされる事件で、兵庫県警は22日、商標法違反の疑いで、同社の元社長ら3人と法人としての同社を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、元社長らはジャニーズ事務所所属アーティストのコンサート情報などを配信するウェブサイト「ジャニーズ通信」を運営。サイト内で事務所側の商標権を侵害したとしている。同社は昨年12月に県警の家宅捜索を受けていた。

 同社は会員制交流サイト(SNS)大手「ミクシィ」の子会社。チケットキャンプは登録会員数が昨年3月に300万人を突破するなど人気が上昇した一方、大量に買い占められたチケットが高額販売されるケースなどが相次ぎ、今年5月に閉鎖された。

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