東名高速事故デマ、あおり運転、無関係の建設会社被害「今も消えてない」11人書類送検

東名事故デマ、被害「今も消えてない」 11人書類送検

 神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、あおり運転を受けて停止したワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡した事故をめぐり、無関係の建設会社に関するデマや個人情報をネット上に書き込んだなどとして、福岡県警は19日、福岡市などに住む男11人を名誉毀損(きそん)容疑で書類送検した。

 「めちゃくちゃな内容なのに、書かれたことは今も消えていない」

 ネット上の掲示板などを見たことは、ほとんどなかった。それが今では毎日、ネット上でデマや中傷の書き込みをチェックする。会社の前を見慣れない車がゆっくり通り過ぎたり、会社がよく見える位置に車がとまっていたりすると、怪しく思ってしまう。

 家族や社員にも大きな不安を与えた。発生当初は子どもを休ませたり、県警にパトロールを強化してもらったりした。社員やその家族には、全くのデマであることを説明してまわった。

 一時は電話が鳴りやまず、会社で仕事ができないほど。今は落ち着いたが、これから先、仕事の依頼が減らないか不安は残る。石橋社長は今後、書類送検された男らに対して、民事訴訟で損害賠償を求めるつもりだ。「他にも中傷に遭っている人がたくさんいるはず。希望の道筋があることを示したい」と話す。

🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏