watchOS 5、Apple Watchに強力なアクティビティおよびコミュニケーション機能を追加

watchOS 5、Apple Watchに強力なアクティビティおよびコミュニケーション機能を追加

Appleは本日、世界で最も人気のある腕時計に向けて重要なアップデートであるwatchOS 5をプレビューしました。このアップデートにはユーザの健康とコミュニケーションの維持に役立てられる機能が含まれます。アクティビティの共有による競争、自動でのワークアウトの検出、先進的なランニング機能、トランシーバー機能、Appleのポッドキャストや他社製アプリケーションへのSiri文字盤からアクセスなど一連の新しい機能によって、Apple Watchはフィットネス、コミュニケーション、各種情報への素早いアクセスのためのいっそう心強いパートナーになります。

「Apple Watchが人々の生活に及ぼしているポジティブな影響を大変嬉しく思っています。Apple Watchはお客様がコミュニケーションを維持したり、健康増進を図ったり、多くの場合、命の危険がある状態を検知することにも役立っています。watchOS 5により、Apple Watchをまったく新しいレベルに到達させる新しいアクティビティおよびコミュニケーション機能が追加されるのは大変素晴らしいことです」と、AppleのCOO、ジェフ·ウィリアムズは述べています。

アクティビティの競争

アクティビティの共有でますます盛り上がれるように、watchOS 5ではユーザが別のApple Watchのユーザを誘って7日間のアクティビティ競争に挑めるようになります。閉じていくアクティビティリングに対してポイントを獲得できると同時に、アクティビティを続けて1週間やり遂げるためのコーチング通知を受け取ることができます。

自動ワークアウト検出

Apple Watchが対応するワークアウトで最も人気のあるものについて、自動ワークアウト検出機能は該当するワークアウトの開始を示すアラートを発し、開始時点に遡って成果を加算してくれます。この機能はまた、ワークアウト終了の操作をユーザが忘れた場合など、活動が一定時間起きなかった場合にワークアウトセッションの終了を教えてくれます。

新しいワークアウト

これまでの12種類の特化されたワークアウトに新たにヨガとハイキングが加わり、活動時の燃焼カロリーや活動時間を正確に追跡できます。

新しいランニング機能

watchOS 5ではランニング愛好者に向けた高性能な機能が追加され、これには、屋内および屋外のランニングやウォーキング時の新しいケイデンス(1分間当たりの歩数)計測値、屋外ランニング時に指定した目標ペースに対して遅い·速いをユーザに伝えてくれる新しいペースアラームなどが含まれます。また、従来の平均ペースや現在のペースに加えて、ランナーが直前の1マイルの自分の走行ペースを確認できる追加的なオプションとして、まったく新しい計測値となるRolling last mile (直前のマイルのスプリットタイム)も登場します。

トランシーバー

watchOS 5では、手首をタップするだけで始められる声によるまったく新しいコミュニケーション方法、トランシーバーが登場します。この機能は楽しく簡単に、友人や家族と素早く連絡を取るための手段で、高速かつパーソナルなApple Watch同士をつなぐ新しいコミュニケーションは、対応するApple Watchを利用している世界中のユーザとWi-Fiまたはセルラーを通じて始めることができます。1

Appleの Podcastアプリケーション

Apple Watch 用のAppleの Podcastアプリケーションにより、外出先でもApple Watchを使ってお気に入りのポッドキャストを聴いたり、配信中のポッドキャストをSiriを使ってストリーミングで聴くことが可能になります。ポッドキャストの各エピソードは自動的にApple Watchに同期されますが、それらを別のデバイスで聴き終えていた場合には、Podcastアプリケーションは自動的に最新のエピソードにリフレッシュします。デベロッパ向けの新機能としては、Pandora、Audible、10% Happierなどが提供する音楽、オーディオブック、メディテーションのセッションをApple Watchに同期することで、iPhoneが近くになくても、Apple Watchだけでオフライン再生させることが可能になります。

Siriのアップデート

機械学習の活用によって、新しいApple WatchのSiriの文字盤はいっそう賢いパーソナルアシスタントになります。Siriの文字盤には1日を通じて適切な時刻に、日課、位置情報、ワークアウト後の心拍数、マップに基づく通勤時間、お気に入りのスポーツチームの試合結果などに基づいて予測されるショートカットを表示してくれます。また、Siriの文字盤にはNike+ Run Club、Glow Baby、Mobikeなどの自分が好きな他社製アプリケーションを画面から操作できるようなコンテンツも表示されます。

強化された通知機能

他社製アプリケーションからの通知に新たにインタラクティブなコントロール機能が追加され、そのアプリケーションを開くことなく利用できるようになります。例えば、Yelpの予約通知であれば、通知内から直接、予約の時刻や人数を変更するオプションが加わります。

学生用IDカード

watchOS 5では、Apple Watchを学生用のIDカードの代わりに使えるようになります。Apple WatchのWalletに自分のIDカードを追加しておけば、手首を上に挙げるだけで、図書館、学生寮、イベント会場に入れたり、キャンパス内で購入する軽食、ランドリー、夕食などの支払いを済ませられたりできるようになります。この取り組みは、デューク大学、アラバマ大学、オクラホマ大学で今秋より開始され、ジョンズ·ホプキンズ大学、サンタクララ大学、テンプル大学では年末までに導入される予定です。

プライドおよびサマーシーズン向けのバンド

また、Appleは本日、プライドの新しい文字盤もリリースしました。Apple Watchユーザの皆様は、Apple Watchアプリケーションの文字盤ギャラリーからダウンロードできます。また、プライドエディションウーブンナイロンバンドが、新しいレインボーストライプとなって登場しました。LGBTQ支援団体であるGender Spectrum、GLSEN、ILGA、PFLAG、The National Center for Transgender Equality、The Trevor Projectに対して寄付が行われます。Appleはまた、サマーシーズン向けの新しいカラーのバンドであるマリングリーン、ピーチ、スカイブルーも発表しています。

価格と販売について

  • watchOS 5は今秋、Apple Watch Series 1以降に対して無料アップデートとして提供され、ご利用にはiOS 12が稼働するiPhone 5s以降が必要です。watchOS 5は、初期のApple Watchではご利用いただけません。各機能は変更される場合があります。一部の機能は特定の国·地域でご利用いただけない場合があります。
  • watchOS 5に対するWatchKitは、Apple Developer Programメンバーを対象に、本日より developer.apple.com で提供を開始します。詳細については、apple.com/watchos-preview をご覧ください。
  • プライドの文字盤は、iPhoneのApple Watchアプリケーション内にある文字盤ギャラリーからApple Watchに追加できます。ご利用にはiOS 11.4 および watchOS 4.3.1が必要です。
  • 新しいプライドエディション·ウーブンナイロンバンドは本日より apple.com/jp を通じて販売を開始し、今週末からは米国と、以下の国を含む世界35の国と地域のApple Storeでも販売を開始します:日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、イタリア、オランダ、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、英国。プライドエディション·ウーブンナイロンバンドは5,800円(税別)です。
  • Apple Watchスポーツバンドの新カラーは本日より apple.com/jp を通じて、以下の国と地域にて注文を開始します:日本、米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ共和国、中国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、プエルトリコ、ロシア、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、アラブ首長国連邦、英国。スポーツバンドは5,800円(税別)です。
🍎たったひとつの真実見抜く、見た目は大人、頭脳は子供、その名は名馬鹿ヒカル!🍏